ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ピーターポール＆マリー(PPM)
子どもの頃から何度も聞いた。でも全くラジオから流れなくなる歌があり、ベトナム戦争が激しさを増した時。湾岸戦争の時。イランイラク戦争の時に聞いた記憶はない。

一番好きなのはピーターポール＆マリー
ピーターポール＆マリーのマリー・トラバースさんが亡くなって14年経つ。
《悲惨な戦争》は戦地に行った恋人を思う残された恋人の想いを歌ったと言われるが、親になってから聞くと、息子を戦地に送り出した母の祈りに変わった。《風に吹かれて》も好き。

PPMのCDで聞くのが好きだった。ボブ・ディラン、ジョーン・バエズの声よりもマリーとピーター、ポールの声が、今も好き。
時々、動画で聞いてみる。やはり、今も好き。声が好き。歌詞が好き。
平和への祈りが好き。

反戦歌、そんなジャンルがあると、はるかに年上の人から教えてもらった。
戦いが始めると、真っ先に放送禁止のやり玉に挙げられる反戦歌。その中に《悲惨な戦争》もあった。

遠く離れた地で、今年も続いています。
新たな争いは聖地の近くで起きました。

何度も繰り返された放送禁止。
the Mainland
そこに、今あの歌は流れているだろうか。

今年と来年の狭間を、静かにPPMと過ごそうと思う。