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【映画メモ】世界一キライなあなたに

※※※一部ネタバレあり※※※


今回は映画館ではなく、家で観た映画の感想。


原作タイトルは『ME BEFORE YOU』。
あなたに出会う前の私。

ウィルに出会う前のルー。
ルーと出会ってからのウィル。



過去に何度か観たことある映画だったけど、
毎回「ながら観」だったかな?って思うくらい話の大枠しか覚えてなくて
「安楽死」についてあんまり深く考えてこなかった気がするけど、
よくよく観てみると、結構切り込んだストーリーなんだなって感じた。


今回見て感じたのは、「安楽死」という選択が救いになる人が間違いなく存在するということと、

人は「変わる」ことが出来るけど、
「人を変える」ことは無理なんだっていうこと。


もし自分がウィルの立場だったら、
自分では何もできない事実に腹を立て続けながら、
人の世話になり続けることに申し訳なさを感じ続けながら、
それでも"ただ生きる"という選択しかできないと思う。

この表現が正しいのかはわからないけど、
安楽死という選択は「生から逃げる」ではなくて、ある意味ですごく勇気のある決断なんだと思う。



個人的にルー役のエミリア・クラークの感情を全て顔で表してしまうほど豊かな表現が大好きで、いつ見ても元気を貰える。

そしてこの映画2〜3回見てるけど、
ルーのお父さん役がブレンダン・コイルだってことに今回初めて気づいた。
(私の大好きな『ダウントン・アビー』のベイツ役の人)


個人的にはウィルのお父さんの紳士な雰囲気がなんとも安心感があって好き。

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