介護事業を20年経営して思うこと Vol.7
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回は、「介護の正解・不正解」について私なりの考えをまとめてみました。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、20年運営しております。
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て日々入居者様とかかわってきた中で、いま思うことを綴りたいと思います。特に読んでいただきたいのは、これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々です。
その方を思う”心“を大切にしたい
介護に正解・不正解はあるのだろうか。
と、ふと考えることがあります。
介護の現場ではより良いサービスを提供するために、看護・介護など職員全員が集まり、情報の共有や、認識のすり合わせ、問題の発見と改善策の提案を中心に話し合いを行います。
ある日のカンファレンスにて、
入居者様が最近ご飯を食べなくなったとのこと。
「どんな物なら食べてくれるんだろう」
「どこか調子が悪いのでは」
「無理に食べさせるのは良くないんじゃないか」
「入院した方がいいのではないか」など、
それぞれの視点から捉え方は様々です。
さてどうするのが正しいのか。
わたしは、その入居者様が少しでも穏やかな生活が続けられるように、
職員一人一人がその方を思って話し合ったことを可能な限り
実践したいと思うのです。
職員がその方を思う“心”を大切にしたい。
もちろんそれだけではどうしようもできないこともありますが、
当社の職員も介護業界で働く人達においても、
そうであってほしいという願いでもあります。
先日入居者様と一緒にドリフのDVDを流しながら
汗だくだくになりながらダンスをしました。
「えんや~こらよっと~♪」と身振り手振りを交えて。
ご利用者様は楽しそうに手を挙げたり振ったりしてくださいました。
わたしも嬉しかったです。
入居者様に穏やかに過ごしていただけるよう、
今自分にできることをやっていきたいと思っています。
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当社では、相手を想って行動できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
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