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クリスマスの怪談本

 日本だと夏が怪談の季節だが英国は冬が怪談の季節らしい。
 みんなで暖炉を囲みながら一つずつ怪談を語って行くそうだ。
日本の百物語とちょっと似ている。
 考えてみるも生命力に満ちあふれ若々しく緑が鮮やかな夏よりも、枯れ木と雪で覆われた寒々しい冬のほうがおどろおどろしい死の世界に近いイメージではなかろうか。
 英国ではクリスマスの時期に怪談本が刊行される風習があるそうだ。傑作選まででているぐらいだ。


 クリスマスキャロルも幽霊の話だった。あの話がクリスマスの話なのはクリスマスに怪談本が出る習慣を反映したものなのかしらと思っていたが、むしろ逆で、クリスマス・キャロルがヒットしたから、クリスマスシーズンに怪談本を刊行するという風習ができたらしい。
 そんな一冊の本の売れ行きだけでふうしゅうができるなんて…と思うが、現代™でも某戦隊がクリスマスに鮭を食えと言ったらクリスマスに鮭が売れたりするものだから本が売れたから風習ができるのは別に変じゃないのかもしれない。
 実は私はクリスマス・キャロルは読んだことがない。私の知っているクリスマス・キャロルはディズニーのアニメの「ミッキーのクリスマス・キャロル」だ。
 しかも冒頭の金貸しのおじいさんのところに昔の友人の幽霊が訪ねてくるシーンしか覚えていない。覚えてないので多分続きは見てないのだろう。ガンダムで言うならアムロがガンダムに乗る前に視聴をやめたようなものである。
 しかも人から聞いたところによると後二人も幽霊がでてくるとか。
 そんな話だったけ。クリスマス・キャロル。青空文庫でクリスマスキャロルを検索してみたがクリスマスキャロルは青空文庫には登録されていなかった。 
 これは本屋にゴーするしかないかなと、思ったが今から本屋に走ったところで今日中には読み終えることができない可能性が高い。だったら来年にしよう。  
 来年もし覚えていたら、来年の12月ごろにクリスマスキャロルの感想をアップするかもしれないししないかもしれない。
 

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