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療育のはじまり~平日昼間にお弁当もって?!

一年近く待って、ようやく3歳児クラスに上がる4月から療育が始まりました。男の子8人、女の子1人の9人のクラス。平日昼間、週一回3時間、働く親には厳しいぞ、ということで、夫と交代で通園することに決めました。がしかし、夫は外せない予定が見事に重なってしまい、結局私が連れていくことに。なんとなーく、そんな気もしていたけどね。実際のところ、私の方が、療育に連れていきたいという思いが強いので仕方ない。
職場ともよく相談し、早朝にメールを片付け、お弁当を作り、移動とお昼含めて約4時間療育へ、その後残業で何とか仕事をこなし、8か月乗り切ったのでした。といいつつ、初回から仕事休めず療育を休む、という、心の痛いスタートでした。

療育の中身はこれから一つずつお伝えするとして、まず立ちはだかった、ふたつの課題。一つ目は、療育までの移動。場所は最寄駅から2つ先の駅前。電車で行くにも、さてスムーズにいけるだろうか。時間もかかるし、途中もめたら遅刻しちゃう。車で行くのも一案だけど、それこそ途中で機嫌が悪くなっちゃったりしたら、私平静で運転できない。学生時代に自転車通学をしていた私にとっては、30分なら可能な範囲。ということで、自転車で行くことに決めました。産後自転車には乗っていなかったので、これを機に電動アシスト付自転車を購入。夫とともに、自転車二台で練習です。最初は夫が息子を乗せて、次は私が息子を乗せて。歩道の広い道を選んで準備を整えたのでした。
二つ目の課題、もちろんそれはお弁当。もともと食べるものは限られているのに、お弁当って何を入れればいいのだろう。そもそも息子は、お弁当なんて食べるのだろうか。卵焼き、食べたことないしな。彩が豊かじゃないと、おいしそうに見えないし。みんなどうするんだろう。初回のお弁当箱に何を詰めたのか、もはや覚えていませんが、療育の先生に言われたのは「食べられるもの(好きなもの)だけ入れればいい」「量は少なめ、食べきれる量で」「いろどりは気にする必要なし」ということでした。以降、ふりかけご飯、から揚げ or ハンバーグ、ポテトの組み合わせが定番となり、ソーセージが追加され、そしてある時から甘い卵焼きも食べられるようになり、毎回この組み合わせとなりました(母も同じ)

途中、やっぱり見た目も少しは気にしたい、と欲が出て、ミニトマトやブロッコリーのかけらを入れたこともありましたが、無理に食べさせようとすると、お弁当自体を嫌になってしまうので、全く不要な努力ということがわかり、いつも同じお弁当が、安心できてしっかり食べられるお弁当として定着したのでした。

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