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【速報】笠間 陶炎祭2024

早起きできない者は陶器市の敗者である。

陶器市の勝者は早起きと決まっている。
我ながら言い得て妙だ。
その言い出しっぺが笠間の陶炎祭に到着したのは、
なんとお昼を過ぎた頃。
いくら諸般の事情があったとは言え、
そして渋滞に捕まって片道4時間を要したとはいえ、
これでは敗戦は必至である。

わーい、工芸の丘に着いたぞー!
て、なんかいつもと雰囲気違うし
陶炎祭ってこんなかんじだったっけか?
とは言え、何はなくとも腹ごしらえ 
ブルーチーズのトルティーヤ、最高です!

この辺は読み飛ばしてもらっても大丈夫。

だからこんな画像とか
こんな画像を
撮りためていたのだが
それでも足らんと思ってこんな企画展も
しっかり取材してまいりましたよ
コレはコレで素晴らしかったので、またの機会に

そして何より、久しぶりとなる春の陶炎祭の
構成をすっかり忘れてしまっていたことで
輪をかけてひどい状況を生んでしまった。

秋の陶と暮らしと同じ要領で工芸の丘に到着すると、
陶器のブースは全く無く、すべてがクラフト系。
陶炎祭ってクラフトイベントだったっけか?
ひとまず眼の前のブースを撮影したものの、
これではさすがにネタがなさすぎると思い、
クラフトヒルズ内の展示品や
陶芸美術館の魯山人展を入念に撮影。
こんなんで尺足りるか?と思っていたところ、
美術館の裏手に謎の人の流れを発見。
何かと思い周り込んでみると、ジャジャーン!
丘の麓に陶炎祭の会場が広がってるやん。

あーそうだわ、陶炎祭ってこっちだったわ。
気がついたのは15時をとうに回り、
閉会まであと1時間半となった頃だった。
片道4時間の苦労が水泡に帰そうとする直前だった。

ここからがガチ陶炎祭です、ごめんなさい。

はいー、こちらでしたー、すみません!
そうそう、有料ゲートがあるんでした
こんなのを手首にはめるのさ
雨に弱いのでね、この会場。ちゃんと足元にパレットが
上がりますねー、やっぱり
これこれ、この熱気ですやん
あーいい感じですねー
これでこそ陶炎祭、思い出してきました
もう何個も持ってるので、今日はガマン

丘を下ると目の前には一面の白いテント郡が。
入場料の500円をそそくさと払っていざ場内へ。
丘の上だけでこじんまりと開催される秋の
陶と暮らしとは異なり、陶炎祭は数も広さも格別。
出店は陶芸系とフード系、合わせて200店以上。
会場中央には大きなメインステージが組まれ、
それを取り囲むように客席兼フードコートが展開。
こちらも200席以上はあるのでは?
その外側にフード系、最も外側に陶芸系と、
円形に、年輪のようにテントが配置されている。
あーこれだよ、もっと早く巡回したかったなー。
自身の甘い見積もりと勘違いに、大いに落胆した。

ここからは早送りで画像をご覧ください!

これいいなー、その①
これもいいなー、その②
いやいや、コレも捨てがたい③
コレもいい感じやなー④
ぐい呑み1000個展、なんてイベントも
こちらがメインステージ
フードコート、居心地良さそうー
フード系もバッチリ充実
なんすかコレ、素敵すぎますやん
フードがほぼ終了していたので近くのお店へ
飲めないのが辛くなるほど美味でした!

それからというもの、とにかくすべての
ブースを回ること、なるべくたくさんの写真を
撮ること、そして何より今日の獲物を
選び抜くことに全力を注いだ。
回りだしてみれば、昔の記憶が蘇るとともに、
経験値のお陰で要領がつかみ始めた。

と、私のドジな話な長話にお付き合いいただき、
大変申し訳ございませんでした。
肝心の陶炎祭はどうだったかといえば、
もう素晴らしいとしか言いようがない!
笠間芸術の森公園という最高のロケーションで、
笠間焼、そして笠間そのものの魅力を
ぎゅっと閉じ込めたイベントでした。

益子の陶器市のようにどこにどんな
お宝があるのかわからないドンキ型、
つまりトレジャーハンティング系の
イベントではなく、
欲しいものがぎゅっとコンパクトに
(それでも200店あるけど)詰まっていて
なおかつ居心地がすこぶる良い、
セレクトショップ型のイベント、
と言えるかもしれません。

ま、とにかく出かけるべきですね、ここは。
どんな人でも間違いなく楽しいですから。
絶対のおすすめイベントです!
で、この日の収穫物のご紹介はまた後日。
次は益子陶器市の速報をお届けします!

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