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【まとめ】湘南茅ヶ崎クラフトフェアいちの市2024

神戸生まれの私が初めて訪れた茅ヶ崎。

地方に住んでいた私でも
茅ヶ崎という地名ぐらいは知っている。
海の街、というイメージがあったわりに、
駅のまわりにもイベント会場の周辺にも
そんな気配はまるでなかったけれど。
そりゃそうか、私の地元、港町神戸も
三宮駅の周りに海の気配などない。
けれどなんとなく気分のいい街だなー
というのは伝わってくるもんで。
海は見えなかったけれど文字通り
『波長』の合う街、駅から会場に向かう
短いルート上でそんな風に感じました。

春のクラフトイベントとして最高の舞台装置。

その好印象を強烈に後押ししたのは、
やはり春の陽気のおかげでしょうね。
桜はさすがに葉桜になりかけていたけれど、
公園中の木々や芝生の鮮やかな緑が
明るい春の日差しに踊っていました。
暑くも寒くもなく、ただただ心地良い。
春に行われるクラフトイベントにとって
これ以上のご褒美はないぐらいに。

出店者のバランスもとても良かった
のでは、と感じました。
いち陶器マニアとしては少し物足りなさも
感じたけれど、それ以外の出店品目の
バランスや出身地などをトータルで
眺めれば非常に良かったのではと。
特に中央で行われていた子ども向けの
ワークショップは、この街の人々が醸し出す
やさしい空気を象徴しているようでした。

「茅ヶ崎」としてのカラーをどう演出するのか。

一方で少し残念だったのは、いわゆる
「茅ヶ崎らしさ」が少し薄いように感じた点。
冒頭の海が見えない、とかの話ではなく。w
何をもってその象徴にするのか、
地元民ではない私に妙案はないけれど。
例えば会場奥の滝の前のステージ。
こんなに気持ちの良い会場があるというのに
なんの演奏も行われていなかったのは
少し寂しい感じも。

ここにアコースティックで演奏する
サザンのコピーバンドを、というのは、
茅ヶ崎外の人間の安直過ぎる発想でしょうか。
椅子やテーブルが並べられていて、
ゆるゆると演奏を聞きながらランチを
食べられたなら。この手のイベントと
バンドの生演奏はとても相性が良いので。
そして何より、会場の隅にへたり込んで
バーガーと格闘していた身としては、
結構切実な願いでもあるのですが。
でもま、都市型イベントとしての難しさ、
みたいなものもあるのでしょうね。
騒音問題やらゴミ問題やら。

茅ヶ崎がもっと好きになる、発展途上のイベント。

とはいえ、聞けばこのイベント、
まだ2回目なんだとか!
そう考えればこの完成度はすごすぎます!
小さなお子さんから私のようなジジイまで、
誰にでもおすすめできる春の好イベント。
そして将来性がとても楽しみなイベント。
そんな風に感じました。

さて、これにて茅ヶ崎編は終了です。
明日はまた違う会場に出没しようかと。
次はどこをご紹介するかお楽しみに!
そしてみなさん、どこかの会場で
お会いしましょう!

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