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公務員しか目指せない夫#5

梅雨の晴れ間の夏日です。
30度越えの午後、夫ちゃんはプーさんの巨大ぬいぐるみを枕に大の字。みんないるリビング。わたしはちょこまかと動く3歳次女を目で追いながら記事を打ち込んでいます。こんな土曜午後…至福です。

さて、9月に特別区の試験を控えている夫ちゃんは隙間時間でちょこちょこ勉強しています。6月下旬に申し込みがあるらしく、気持ちが徐々に高まっているのをひしひしと感じます。

「試験一ヶ月前は集中したいな。仕事退職できるかな」ポロリと漏らした独り言。本気?いやいや気持ちはそうでも、ナイナイ!

最近しきりに言ってくること。
「全体の奉仕者になりたいんだよね」
うんうん、そうか。分かったよ。一つの組織に属し、その組織の為に働くのでなく、民全体のためにいる自分でありたいんだよね。

こんな気づきもあったらしい。
小さなプライドを棄てるということ。
「僕にとっては公務員という立場に固執することがプライドだった。それを棄てることで、もっと大きなプライドを守れるような気がする」

何度目の挑戦だろうね。砕けても砕けても立ち上がり、公務を天命と信じてぶれずに挑み続ける。こんなにも信念を曲げずにいることが四十を過ぎてもできるんだと感心する。公務員であったことは今までに3回。怪我やパワハラなど不運に見舞われ退職を余儀なくされ、その都度公務ではないけれども専門職として経験値を積みながら再起を目指してきた。今年試験に受かったらアッパレだよ。努力は必ず報われるの生き証人になれるね。

ガンバレ、ガンバレ、夫ちゃんp(^-^)q


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