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俳句「夏の朝」

サイレンの遠のく遠く夏の朝

夢うつつに聞くサイレンの音。夏の朝は特に多いような気がします。
遠のいてゆくその先で、助かるか助からないかの命があるかもしれない……そんな「遠く」に思いを馳せます。

すっかりサイレンの音が聞こえなくなり目を開ければ、いつもと変わらぬ夏の朝。気だるさと蒸し暑さに、思いを馳せた遠くから自分の日常に戻ってきた感覚になります。


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