最近では、ICT機器が身近になり、教育現場でも活用されています。また、黒板も従来のチョークに代わる新しいタイプが登場し、時代のニーズに合わせた進化を遂げています。本記事では、現代に必要なICT機器や新しい黒板について、それぞれの特徴や使い方を解説します。さらに、これらを活用することで生まれるメリットや教育現場での具体的な事例も紹介します。ICT教育に興味がある教員の方や、最新の教育環境について知りたい方は必見です。

目次

1. Microsoft Whiteboardとは

2. Microsoft Whiteboardの具体的な活用方法

3. 使い方を詳しく解説

1. Microsoft Whiteboardとは

「Microsoft whiteboard」とは、マイクロソフトが提供するホワイトボードのアプリケーションです。ホワイトボードとは、大きな白い板のようなもので、絵や文字を描いたり、メモをしたりすることができます。
　このアプリを使えば、タブレットやコンピューター上で、電子的にホワイトボードが使えるようになります。仕事や学校でプレゼンテーションする際に、スマートに使うことができます。例えば、授業で先生が白いボードに書いた内容を、Microsoft whiteboardを使ってデジタル化することができます。また、仕事でも、部会でアイデアを出すときに使ったり、リモート会議で共同作業する時に利用されます。

・黒板とMicrosoft Whiteboardの違いとは

　黒板とMicrosoft Whiteboardは、どちらも授業や会議などで使うものですが、違いがあります。黒板は、先生や発表者が手で書いたり消したりして情報を伝えます。例えば、先生が数式を書いたり、図を描いたりして、生徒がそれをメモ帳やノートに書き写したり覚えたりします。
　一方、Microsoft Whiteboardは、電子的に情報を表示するもので、パソコンやタブレットなどで使います。例えば、先生がパソコンで数式を書いたり、図を描いたりして、生徒がそれを見ながら理解したり、コメントしたりすることができます。つまり、黒板は手で書いた情報を伝える道具で、Microsoft Whiteboardは電子的に情報を表示する道具という違いがあります。

2.Microsoft Whiteboardの具体的な活用方法

Microsoft Whiteboard の具体的な利用場面としては以下のものがまず挙げられます。

他にもMicrosoft Whiteboardは、電子的に情報を表示することができることから、普段と異なる活動、授業の際にも役立ちます。

3.使い方を詳しく解説
詳しく解説と書きましたが、本当にホワイトボードとと同じように使うことができます。

　まずは基本的な画面から見ていきましょう。画面は本当にシンプルです。小学校低学年から使うことはできると思います。

ツールには様々な機能があります。ゲームから、話し合いに適したツール。定規や図形なども！

ツールの中に画像検索があり、画像で表現したいときに、わざわざ検索用のブラウザを起動し、検索→保存→貼り付けの行程を減らすことができます。

　参考動画として動画サイトや自分たちで撮影した動画も貼り付けることができます。個人情報の注意は必要ですが、その日の取り組みを動画で残せるなんて、体育でも活用できるのではないかとも思われます。
　他にもWordやpdf、パワーポイントのページを簡単に挿入することもできます。これらを使うことで、今まで作ってきた自分の教材が新しくデジタルの場でも活用することができ、教材作成が好きな教員としても嬉しいのではないでしょうか？

まとめ
　固い文章となってしまいましたがいかがでしたでしょうか？結構、、、かなり便利です！
筆者は特別支援の現場でASDの生徒のマッチング課題に活用しましたが、生徒の手元を教育者が自分の手元で確認、補助できるということは指導効率の面で非常に良かったです。また、生徒とのコミュニケーションも広がりました。

「」が生徒『』が教員
例①
「ここはどうする！？」
『こうしたらどうかな？』
書くと近くで話しているようですが、実際には5メートルほど離れています。
例②
「できたよ！ここがうまく出来た！」
自分の端末をテレビに繋ぎ、他の人へ見せることで教員からだけでなく他の生徒からの即時評価が得られ、満足感が上がったように見えました。