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映画と。②

こんにちは、はくれぽ!のキネマレポート、きねれぽ!です。

キネマレポート=きねれぽ!
今考えました。



さて、今回のきねれぽ!はコチラ!

高野豆腐店の春

ちなみに「高野豆腐」は「こうやどうふ」ではなく「たかのとうふ」と読みます。

豆腐屋さんがテーマの作品だろうな〜くらいの感じで見始めたのですが、「お?」「え?」「ん?」「あぁ…」という結構起伏のあるストーリーでした。

物語のパターンから次の展開や「次、こんなセリフ言いそう」という予想が立つようで一見単純に思えるのですが、構成の力なのか役者の力なのか軽さも重さもすべてがバランスよくまとまるような、とても良い音楽を聴いたような心地よさがありました。

また、各所に描き出される尾道の風景は、地元の人にはありきたりなのかもしれないけれど訪れてみたくなるような雰囲気いっぱいでした。作中内に出てくる豆腐屋さんは実際にあるのでしょうか。セットだとしたらビックリするほどの実在感です。

そしてなにより、麻生久美子さんの2.5次元力が遺憾なく発揮されている点。この人は本当に魅力的で、あんなに作業着が似合う女優さんが他にいるでしょうか(多分いる)。だいぶ前のドラマですけれど、「泣くな、はらちゃん」を思い出しました。次に生まれ変わるなら麻生久美子になりたい。

この作品は漫画やアニメにしてもおもしろくなりそうだなぁと思いました。



以上、きねれぽ!でした!



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