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私は嫌われてもいい

こんにちは。デルタです。
私は精神疾患と発達障害をもち、現在とある会社に所属しているものです。

現在、私は休職中だ。ただ、私のように男性で精神疾患で休職中だと、元のコミュニティには戻りずらい。むしろ、戻りたくもない時もある。

学生の頃からの仲間、社会人になって知り合った仲間や飲み友達。

以前、忙しなく働いている時は連絡が来たり、私からも連絡する機会が多々あった。

しかし、休職期間が長くなるにつれて、様々なもの・ことを失っている様な気がする。

① 職場の人間関係

職場の人と疎遠になることは非常に辛いものがある。今まで仕事中心に生きていたこともあるが、仕事をすることで少なくとも楽しみがあっただろうし、金曜日の夜のお酒がとても美味しかった。
同僚と居酒屋や喫茶店に行くことも楽しみの一つであったと何処となくだが感じる。

② 学生の頃からの人間関係

学生の頃に出会った友人との関係である。30代ともなると、男であっても周りは身を固め始める。もしくは、仕事に集中しているものもいる。中で、連絡が直ぐに取れる様なものは、いわゆる「残念な人」が多い。悔しいが私もその1人と化しているのかも知れない。

③ 新しい人間関係

新しく人間関係を作るにつれて分けて考えた方がいいか?もしくは合わせて考えた方がいいか少しだけだが考えてみた。その中で、現時点は合わせて考えてみようと思う。

  1. 精神・発達界隈での人間関係
    私は精神疾患と発達障害を持っている。少なからず、健常者であろうが障害者であろうが、ASD的な特性やADHD的な特性はある。その中で、私がこの一年間で苦痛に感じたことを記してみる。
    私はどちらかと言うと不安感や被害的に物事を考えてしまう癖がある。ただ、精神異常に関しては主治医曰く軽いらしい。
    私は以前、発達障害の関連の人と交流したことがある。そうすると、お互いの特性のせいか、トラブルが少なからず発生した。ASDがとても強い人と関わると、エネルギーが吸い取られるような感覚に陥った。中でも、ニヤニヤとした笑い方をしていたり考えていることがわからない。正直なところ多少の強さと弱さはあるかも知れないが、特性が強すぎる方とは会話が成り立たないことが多かった。
    逆に、ADHDの人と関わると、話が飛びすぎる傾向がある。最初はすごく楽しい。しかし、人間関係で大切な事項であろう、「距離感」を失うことも度々あり、トラブルにつながったり、互いにエネルギーを使いすぎる傾向にあった。

  2. 健常者、障害者関わらずの人間関係
    私は、精神障害者保健福祉手帳を保持している。そして、今は仕事を休んでいる。その中で色々とサークルを探してみた。
    スポーツに興味があるので、健常者対象のサークルを見てみた。
    そのようなサークルに行くと基本的に男性なら「何の仕事をしているんですか?」等、聞かれることがあるだろう。女性の場合も聞かれることがあるとは思う。ただ、女性の場合は基本的に年齢やスポーツ歴程度だと思う。
    精神疾患を患っているだけで、門前払いの雰囲気など少なからずともある。しかし、全てが全てそうではないと思うので自分に合うものを見つける必要性を感じる。

そんな、③の1.や2.の様な葛藤を持ちながら療養生活をすると共に、仕事に復帰した後のサードプレイスとなる場所を探してもいる。

今思えば、私は家電製品が好きだし、神社仏閣巡りや博物館に行くことも好きだ。

ただ、一緒に行ける友人が皆無だ。(皆無と思っているだけかも知れないが)
①や②で書いた通り、そちらは厳しい。そうなれば、③の「新しい人間関係」が必要だと思う。

③について、1.や2.について場合によっては切り離す必要もあるかと思うし、人への伝え方や付き合い方の工夫も必要かと思う。

最後に…

この文章を、私は人に嫌われてもいいかなと思いながら書いている。特にメンタル界隈に関しては私の実体験に基づいた独断や偏見を含んでいる。
ただ、私と同じようなケースにならない場合も大いにあるので、それは個々で確かめたり、動いたり、時には立ち止まり、一人で考えたり整理してもいいかとも思う。

何よりも、精神疾患や発達障害を持った人は「孤独に陥りやすい」ので、人との距離感をうまく保ち、気楽な気持ちで人と接することが必要である。そして、何よりも人と関わることは素晴らしいことだと、この歳になり深く感じる。

デルタ

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