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「無力全託」

どん底のとき

どうにもならないとき

もう、手放すものさえないとき



それは

目に見えない何かが必至に教えてくれようとしているとき

     「早く気づけ!」

     「己など無力だと叫んでしまえ!」

     「見えない何かに全てを託してしまえ!」

呼び方なんてどうでも良い

神でも仏でも主でもアラーでも、何なら「おてんとさま」でも結構



ちっぽけな自分が宇宙の外の法則に贖えるはずもない

全てを引き受けてくださる 母なるチカラ


崖っぷちなら 飛んでみろ

どうせどん底

怪我するほどの高みになど いるわけも無し



大きく変わると書いて 大変なら

人は 一度 叩かれる と書いて「命」なら

さっさと

飛べ

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