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体力があまりにも

連休を持て余す。
体力がないから。
正確に言えば、体力がないためやる気が出ず、行動への意欲が湧かないため、結果として貴重な休日を有効活用できない。

行動意欲は体力によって決まる。
やりたいことが次々に出てくる人は体力がある人だ。

体力がないとやりたいことが生まれては消えていく。休みたい気持ちが好奇心と行動欲を超えてしまう。

体力は気持ちの問題ではない。
むしろ気持ちが体力の問題だ。
性格すら体力が作り出すものといっても過言ではない。

よく、病は気からと言ったり、気力で乗り切ることができると言ったりする。
確かに体と気は、相関が高そうだ。

しかし、気の持ちようが体を引っ張っている、支えているかのような言い回しは勘違いによるものだ

実際のところ逆だ。体が気を作るのだ。

単に体といったが、これは体の調子のことではなく、その人が持つ体力量の話だ。

病気になっても明るく話せる人は、体の正常な状態と定義された基準と比較して病気と判断されているが、本人の絶対的な体力量が大きいため気を保つことができるのだ。

直接的に体を使う活動でなくとも、エネルギーを使う活動は体力を削ぐことにつながる。
思考をたくさんすることや新しい場所に行くというようなエネルギーを必要とする活動は、体力を大幅に消費する。

体力=エネルギーと考えると、内気な人は体力がない人だと分かる。
体力がないから、多くのエネルギーを使うような対人交流や運動を避けるようになり、結果的に内気になってしまうわけだ。

自分を振り返ってみると、どう考えても体力がない。
少し気を張るような場所に行けば、その日の夕方から使い物にならないくらい疲れる。夜更かしして頑張った週は、その週末ベットから出られなくなる
旅に出ても2日目には疲れ切って、ツアーのバスから降りるのが億劫になる。

無理して動けば腹痛や喉痛、発熱、難聴など体調を崩す。

考えてみれば勉強できるか否かも体力かもしれない。

生まれ持ったIQの高さや才能がある場合は別として、一般的な頭脳を持った人の中では、より体力があるものが頭が良くなり、受験にも成功する。

受験勉強においてはどうしても長時間行わなくてはいけない場合が多く、その長時間の間、頭を回し続けられるかが勝負になる。

その面、体力がある運動部などは頭を回し続けられるし、徹夜しても次の日も動くことができるという強さがあり、それが受験における強さに直結する。

これは勉強に限らず、あらゆるスポーツや芸術、趣味にも言えることだ。基本的に特出した才能がない限りは、何を極めるにもより長時間動けて、考え続けられる方が有利であることは明確だ。

ただ、そうはいっても体力のなさで諦めて敗北するのは悔しい。

だからできる限り時間を無駄にせずに、休憩時間を確保しながら、体力のある人と近いレベルで多くの活動に取り組んでいきたい。

大学生まではそれに気が付かずただ敗北していたが、体力と活動意欲のメカニズムが分かったからには活動レベルを上げたい。

休日は一日家にいるような日を作らない。
必ず1つ以上の予定を入れる。
平日は朝から晩までぎっしりと入れる。

体力が少ないことは分かりきっているので、できる限り主活動以外で体力を消費しないように心がける必要がある。

ご飯は平日自炊してられないだろうから、休日に1週間分作り置きする。
移動は一番体力消耗が少ない方法を考える。

途中で投げ出さないか少々不安だがまずやってみる。

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