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またひとつ人生に必要不可欠な教科書を見つけた【 「また会いたい」と思われる人 】鹿島しのぶ


どうも
「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
他にもプライベートな投稿(主にヲタ活関連)など自由に書かせていただいてたりもしゅる。


(先週末出す予定の投稿が今になってしまったことをここでお詫び申し上げます。)



今回紹介するのは


鹿島しのぶ 著

「また会いたい」と思われる人
「人に好かれる」絶対ルール

Amazonのリンクが直接貼れなかったので
文字のリンクとして表示しておきます。


この本は題名どおり「また会いたい」と思われる人、好かれる人、できる人になるための攻略本といってもいい1冊。

著者の鹿島しのぶさんはプロの司会者をされており、ブライダルプランナーも兼ねて司会者の育成もされている方です。(巻末参考)

ブライダル業界という周りとのコミュニケーション、チームワーク、気遣いが重要視される世界のプロフェッショナルが語る "気遣いの上手い人 "いやむしろそれ以前に必要な"また会いたい"と思わせる好印象な人になるためのヒントがふんだんに書かれた1冊です。

読み始めしばらくは「ブライダル業界いくための本か?」と想像したが実際は人間生きてくうえで大事な交流に直結する教科書レベルでした。

内容ひとつひとつ短く区切られているため非常に読みやすく、尚且つ「人との関わり」という誰しもに関係ある事の基礎攻略がふんだんに書かれているという有り難すぎるラインナップ!!!

紹介しまくりたい項目ありすぎたので絞るのめちゃくちゃ苦戦しました。
本書で特にこれは1番伝えたいであろう内容。私個人的にビビっと来た所を基準に解説していきます。

急ぎめに制作したのもあり読みづらかった場合は申し訳ないです。お手柔らかにお願いいたします。




自分からまず動く

「目配り、気配りの基本は、自分がまず動くこと」です。

12ページ

スタートから結論のような当たり前を出してきやがった。
と思った人も多いかもしれませんが触れさせていただこう。

エレベーターで止まる階を聞いてボタンを押したり扉を最後まで抑えるシチュエーションは想像しやすいでしょう。

行動力の高さ、俗に言う" フットワークの軽さ "は仕事ができる人や成功者に多い印象です。

周りを見る力は、他の人から見ても「この人になら仕事を是非とも任せたい」という気持ちに繋がりやすいということです。

私事、というより読んでくださってる人の中にも体験ありかもしれませんが

・率先してドアを開けて抑えたり。
・酒の席で空いてるグラスをまとめ、さりげなく注文を聞いたり。

この行動を起こす人や過去に自分が行った時の感情を思い出すととても温かくなれます。

仕事、プライベートを充実させるためにも、周りへの気配りは必要不可欠なスキルというわけです。




不明点を素直に聞ける人になれ

この項目は私もよく指摘されていたので耳が痛い話ですが、だからこそ触れさせていただこう。

「知ったかぶり」や「理解以前にめんどい」となる会話や面談のシチュエーションに出くわす人も多いことでしょう。
しかし、知らない言葉を放りっぱなしになると後々ボロが出て取り返しのつかないピンチに陥ることもございます。

本書を引用する形で説明すると

よく言われますが、「聞くは一時の恥、知らぬは一生の恥」です。
知らないことがあったら、知ったかぶりなんかせず、素直に「えっ、それなんですか?教えてください」と言えば、その誠実さが相手に伝わり、「あの人は正直で信頼できる」という評価につながります。

34ページ

これは特にビジネスの場では致命的でしょう。

分からないままプロジェクトを進めていけば重要な場面で多大なダメージを被る結果に終わる場合もあります。

意外な話ですが、物知りな人のほうが寧ろ「何それ?教えて!」と質問する人が多いとのことです。

手前味噌ながらわたしも「知識コレクター」だと思ってはいるのですが、よくよく思い返せば言葉の意味を検索したり、曲などの作品生み出した人のルーツ辿りたくなったりと形は違えど「知らないことを調べたい、聞きたい」となるタイプの人間だなと改めて実感させられました。

会議などの「気になるワード検索させない風潮大嫌い」に該当するくらい探究心阻害されるのストレスなのでぐぅ共感です。

それと聞かれる側の視点ですと、頼られてる感覚に近しい自尊心湧いてくるので相手への質問むしろオススメです。

" 「聞く」は長期目線で考えれば得しかない "

これだけでも覚えておいてください。



4大NGワードを控える


4大NGワードと聞かれてもパッと浮かぶ人は少ないでしょう。

これは誰もが使いがちな単語である

・でも
・だって
・どうせ
・しかし

が該当します。

本書みてパッとしたのが謝罪の際に言い訳と捉えられる可能性が大いにあるのを読んで"それな"と実感しました。

特に「しかし」は相手の話を否定する形に繋がるのでマイナス印象大です。

印象深い会話にするコツですが「イエス・バット法」という1度相手の言い分を受け止めてから自分の言い分を伝えるという手法が効果的です。

「たしかにそのとおりですね」と、まず相手の意見を肯定したうえで「こういうことも考えられます」と言って、自分の意見を述べる。そうすれば波風が立ちませんし、意見を通しやすくなります。

52ページ

○○様のおっしゃる通りこの費用切り離すのは最適です。
その上で私の意見をさせていただきますと製品のこの点こそお客様が最も価値を置いている点なのでむしろ力を1点集中させるのも面白いと思います。

みたいな例文でいいのかな。

人は共感を求める生き物なのでまずは相手を受け止める姿勢だけは印象以前に大事というのがこの本全体で伝えたいメッセージだと私の意見ながら実感しました。



「詰問」をしない


「詰問」?「質問」ではなく?
と思ったのは私だけではないはず。

部下にミス理由を求める上司を例にすると分かりやすいでしょう。
詰問は「なぜこんな事が起こった?言え!」
のような相手を攻めたてる形
と表現すれば分かりやすいでしょうか?

この場合、部下視点になると理解しやすいでしょうが詰められると理由を言いづらくなるなどトラブルの無限ループになる可能性だってあるわけです。
最終的には組織全体のトラブルになりかねず、間接的に上司の行動引き金に不穏な空気に、いや最悪の場合は共倒れになる可能性も有り得ますね。

大事になるのが

仮に部下が失敗しても、頭ごなしに叱りつけたり、怒鳴りつけたり、詰問したりするのではなく、「何があったのか、どうしてこうなったのかを、いっしょに考えよう」と伝えるべきです。

77ページ


先程と被りますが、いい人以前に基礎としてまずは共感することが大事というマインドに繋がります。


相手の事情を知りつつ、そこで的確な助言もしくは共に解決に導く手立てになるというわけです。

そういう人こそまた会いたい通り越して上に立つに相応しい人なのかもしれません。




「話がわかりやすい人」になれ



人気な講師や投稿のスキ量多い人に共通するであろうこと。
と聞いて"話や文の理解がしやすい人"と即答したのは私だけかもしれませんが、言われてパッとした人も多いかもしれません。

保険屋に行けば専門用語だらけで何一つ理解できずに契約する。
会社の会議でエビデンス、バッファなどの理解不能ワードが飛んできたり。
(エビデンス : 根拠、確信の意)
(バッファ : 余裕などを指す)

世間で当たり前のように使われている単語でも浸透しているかどうかは意外と分からないものなのです。

ここは深く突っ込んでいくとなれば決着つかなくなるんで割愛しますが、難しいワードしか使わない人の話は分からない通り越して" つまらん " というレッテルを貼られてしまうわけです。

結局、話し方や伝え方のテクニック以前に、相手のことを思いやっているかどうかが、わかりやすく話せる人になれるかどうかの最大のポイントだと私は思います。

81ページ

自身の周りで、この人毎回会うほど親近感湧くな〜という人は話がわかりやすかったり専門用語同士で意気投合したりなどが大体のはずです。

そして上記引用のとおりいかに相手を思いやるかが最終的な重要着地点となるわけです。

ここは私の尊敬するライター様が似た内容を出版した本書内にて触れていたので大多数の人に関わる共通心理だなぁ〜と考えさせられました。



相手の言葉にちゃんと反応する



話すのが上手い人は、どちらかと言えば聞き上手なイメージがあるのは実感済みでしたが意外と気づかなかった点が話を聞く姿勢でした。

相手の話した内容ひとつひとつ、までいかずとも重要点を見つけて「それどういう意味なん?」「スゲーッ!それで?!」のように相手を乗せる反応することが大事ということです。


相手の話を聞き、一部でも掴み取って深堀りさせていくことこそが「この人にまた聞いてもらいたい」という気持ちに繋がっていくのだと実感しました。

「楽しそうに人の話が聞ける人は、会話を盛り上げる力がある」ということです。

98ページ

例文あげるなら

「学生時代なにかスポーツなどされていましたか?」
『卓球を部活でやっていました。』
「たしかにフットワークが軽く肩も強靭そうなので活躍されてたでしょう!」
『いやいやそんな、チームとして県大会に出たことはありますがね』
「その話詳しく聞かせてくだせぇ!」

のようにいかに相手を乗せられるかが「次もこの人と話したい!」に繋がり人間関係を広げていくということです。



相手から聞いたことを忘れるな


前回会った人から「前にアーティストの○○が好きって仰られてましたよね?聴いてみました」
なんて言われると嬉しいですよね。

上記例のごとく「自分が言ったことを相手が覚えている」というシチュエーションは何とも嬉しい話です。
つまりその逆。相手から聞いたことを忘れず、そこを軸に話を広げていけば人間関係は深まっていくというわけです。

本書の「はじめて会ったときの会話を聞き流さない」(145ページ)のように相手の話から出た僅かなポイントでも忘れず温存しておくことが何より重要というわけです。

と書きつつ私も結構抜けがちなので自身の戒めとして改めて頭に叩き込ませていただこう。


お礼が早い人になれ


まーだまだ紹介したい項目だらけで書き足りないが長くなってきたし、なにより投稿スパンただでさえ遅れ気味なのでここで最後にしよう。

「できる人」「人気な政治家」は共通してお礼が早いとのことです。

これは相手との良好な関係わ築くために必要な行動といっていいでしょう。

お礼は速度関係なく嬉しいものですが、早く受け取った側からすれば「こんなにも早く返事をいただけるなんて!」と尚更嬉しくなることは想像しやすいかもしれません。

レスが早いということは驚くほどのスピードで相手に好印象を与えられるという人間関係でのある種切り札だと私自身考えさせられました!

これは私も実感、というよりは思い返せばお礼送ったことあったな〜とフラッシュバックしただけだが、その時を思い出すとメッチャええ気分になりました。

とは書きつつ毎回はできてない所が多い立場なので本書を教訓に即レスを呼吸くらい、お礼を早めに送るのを習慣化してぇーと思った瞬間でした。




まだまだ書きたいことだらけだがこれで終わりにします。


他にも

・第一印象の重要性
・別れ際こそ油断大敵
・ 「損・得」を気にするな
・「価値観の違い」の受け取り方
・読書のメリット
・相手の名前を覚えるメリット
・夢、目標を叶えるヒント
・運のいい人になるヒント

など人間関係築いてくうえで必要でしかない項目ギッシリな1冊です。


・人間関係の悩みが尽きない
・仕事での関係を上手くさせたい
・好印象な人になりたい
・サービス業の基礎知識を学びたい


など人間関係の全てに悩みを持つ方にオススメな1冊です。


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他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しております。
投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
その時は申し訳ないです汗

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