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特徴は武器でもある

小さな子供は、その可愛らしさ、愛らしさで、
保護者の庇護欲を掻き立てるという武器を持っている。

大人になり、男性は声が低くなり、がたいが良くなることで、他者から舐められなくなるだろうし、

女性は、女性らしく丸みを帯びることで、
女性としての武器を持っているのだ思う。

男女と単純に2つに分けなくても、
男の中でも、男らしい人は異性を惹き付ける魅力があるだろうし、
女性も女性らしい人は異性を惹き付ける魅力があるだろう。

中性的な人は、それはそれで武器になる。
煩わしい異性関係のいざこざとは距離がとれるかもしれないし、同性受けは良いかもしれない。


女受けが良い人、男受けが良い人、子供受けが良い人、お年寄り受けが良い人、先輩受けが良い人、
後輩受けが良い人、その特性それぞれで、
その受けの良い対象にとっての武器になる。

皆、それぞれ自分の持っている特性が武器になる。
自分をよく分かっている人は、(分かっていなくて無意識に)自分の特徴を強めているんじゃないかな。

例えば、すごく女っぽい格好をいつもしている人がいて、すごく可愛くて、本人もそういうことが好きで研究していて、周りの人からも可愛いねって言われているような場合、いいなあ、羨ましいなあと思って真似しても上手くいかなかったりする。

それは多分、私は女っぽくなることに喜びを感じないから。
楽しんで極めようという気持ちになれないし、
女っぽい自分が心地よくない。
周りから女っぽい人として扱われることに心地よさを感じないからだと思う。

逆に男っぽく潔くてサバサバした女の人が格好良いからといって、真似しても、それも全然心地よくない。

男っぽい人として扱われたら、多分私は不快だし、
男っぽい自分を自然なものとして受け入れられないだろうと思う。

そういう、個人個人の持っている特性とか武器っていうのは、無理やり真似するものではないのかもしれない。

内側から沸き上がる欲求に従って自分を表現した結果が武器なるのだと思う。

自然体じゃないと何事も続かない。
私たちは1人1人がオリジナリティだから。

人がそれぞれ持っている武器というのは面白いな、思う。

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