精神が先なのか肉体が先なのか
脳の分泌物の量にも個人差があるらしいし、
肉体の強さや骨格の大きさにも個人差がある。
そういうもので、何か取り組んだ時の耐えられる限界値も変わってくるんじゃないかと思う。
ギャンブルにハマりやすい脳もありそうだし、
人によって、好きなものや、得意なものも変わるだろうと思う。
誰かにとって気持ち悪いものが、
誰かにとっては堪らなく好きなものだったり、
そういうのは、環境や教育も関係あるだろうけれど、脳の造りや、体の造り、遺伝的なものも関係してるんじゃないかと思う。
疲れやすい人は、他の人より早く諦めたくなるだろうし、他の人と同じ量の労働を強いられたらイライラするのも早いかもしれない。
社会の中に放り込まれたら、いつも元気なく、
ぐったりしているかもしれない。
(自分らしく生きられる道を見つけられた人は元気でいられるかもしれないけれど)
疲れやすさの原因が必ずしも運動不足なわけではないように、肉体の特性は精神にも影響を与えるんじゃないか。
目に見えないものは、他者からは分からないから、
サボりやすい人だとか、イライラしやすい人だとか、そういう風に思われているかもしれない。
HSPだって、多分脳の分泌物とか、肉体の敏感さや弱さが関係していそうだ。
もしかしたら、スピリチュアル的に視れば、
その肉体の特性を含めて、魂の特性を表しているのかもしれないけれど。
もし、可能なら、そういう自分の特性を生かした道を見つけられたらハッピーなのかもしれない。
組織で働くにしても、自分の特性にあった働き方が出来れば、自分を壊さずにいられるかもしれない。
でも、組織にいると、他者は結構画一的な労働を強いる。
蓋を開けてみれば、自分ばかりが負を負わないように、いかに他者を巻き込み、他者にやらせるか、
自分の負担をどうやって減らそうか考えている人も多い。
自分のスタイルを貫くことは、少し難しかったりする。
だから、1人1人が自分を責めて追い込むばかりでなく、冷静に自分の脳や肉体の特性を見極め、自分に合う道を見つけていくしかない。
それはもしかしたら、周りの人たちとコミュニケーションをとり、持ちつ持たれつで、自分の出来ることで貢献し、相手を理解し、自分も理解してもらうという地道な作業なのかもしれない。
一朝一夕には、他者を理解することは出来ないし、自分を理解してもらうことも出来ない。
「古民家だより」というテレビ番組で、
新潟の村で古民家を再生しているカールさんという方が言っていた。
「何でも小さいことから始める、始めから大きなことをやろうとすると上手くいかない。」
焦らず、小さなことから少しづつ自分の道を作っていこう。
周りの人と関係を築いていこう。
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