私の美学について考えた日
2024.03.09
↓本日のトピック↓
①好きな絵の傾向を発見 東京国立博物館にて
②「自分の美学」を考える
① 好きな絵の傾向を発見 東京国立博物館にて
今日も今日とて、東京国立博物館さんへ出陣
目的は、現在開催されている企画展示「おひなさまと日本の人形」を見ること
だったのですが、春仕様に変わった展示作品たちに釘付けになった挙句
肝心の企画展示は人形への恐怖心が勝ってしまってサラッと鑑賞して終わってしまった。
平気になったと思ったんだけどな。悔しい。
というわけで、本来ここに書こうと思っていた内容とは違うけど
今日みた展示作品の中で気に入ったものを載せていこう
この作品たちを見ていると、自分の好きな絵の傾向がよくわかる
私、線がくっきりしていて色鮮やかな絵が好きなんだろうな
しっかりと境界線が引かれている感じ
周りとの違いがはっきりわかる感じ
絵の好みだけでなく、別の好みにも通じている気がする
② 「自分の美学」を考える
今日もBS11の番組「京都画報」を視聴
今日観たのは「京町家 夏のしつらい」の回
夏は猛暑・冬は極寒の盆地である京都で生活していくために
昔の人々が生み出した、自然のものや身の回りにあるものを活用する技術
その技術や知恵が忘れられないようにと、継承し続けている人たち
伝統文化や伝統技術を守り繋いでいくことの難しさと大切さを学ぶことができた回だった。
この回の中で出てきた
「自分の美学を追求する」という言葉が、今私の頭の中で存在感を放ってる
この言葉を放った方は
「古い建物で今の時代を生きる」「楽しく暮らす」ことが美学だと仰っていた
自分の美学か
私の美学ってなんだろう
美学というか、どういうものを美しいと感じるんだろう
パッと思い浮かんだのは
・人間の意匠が反映されているもの
・整っているもの
トピック①でも少しだけ触れてたけど
絵にしても、風景にしても、音楽にしても、道具にしても
なんであっても、はっきりと整っているものに「美しさ」を感じるのはもちろん
その美しさを生み出している「人間」も美しいと思う
だから、人間の意匠が反映されている街並みや
手入れ・整備がきちんとなされている景観が好きだし
ただ歩いているだけでも楽しいと思う
もちろん、人間の手が加わっていないからこそ美しい風景もあるのだけど。
星空とか、砂漠とか、山林や河川とか。
これらは、自然の状態で「ハッキリしている」から美しいんだろうな
廃墟も、散らかった状態じゃなければ
人の意匠が反映されていたものだから、美しいと思う
なんだか今日は、自分の中の美と向き合った日だった
どんどんモノを消費する文化や
整っていない場所、蔑ろにされているモノに憤りを覚えるのは
私の美学に反するからなんだろうな
これに気付けたのかなり大きいな
今後いろんな場面で使える指針になりそう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?