2024年4月13日

およそ2年半ぶりに、那須どうぶつ王国に行ってきた

もう何度も足を運んでいる場所だけど
訪れるたびに新たな発見があったり、施設が変化していたりして
決して飽きることがない私の大好きな動物園

那須どうぶつ王国へ行くと
たくさんの個性豊かな可愛い動物たちに会えて、ふれあえて
彼らの特性を活かした圧巻のパフォーマンスショーも見ることができる

楽しくてキラキラした思い出がたくさん生まれる

だけではなくて

多くの動物たちが住処を追われ、食べ物に困り、絶滅の危機に瀕しているということや、それを助長しているのが私たち人間の活動や「飼いたい、欲しい」と思う欲望だということ

たとえ遠く離れた地に生息する動物であっても
一種類の動物が絶滅してしまうことが
さまざまな形で私たちの生活に影響を与えてくるということ

地球は、人間だけが生きている、人間に都合の良い星ではないのだということ

などといった
都会で生活し、なんでも安く簡単に手に入ってしまう環境下にいると蔑ろにしてしまいがちな大切なことを思い出させてくれる

モノが溢れ、大量に消費していく世の中は
目先の暮らしだけは豊かにしてくれたかもしれない

けど、心の豊かさや本当の豊かさは奪われていっているような気がする

必要以上にモノがあることで
必要以上にヒトが集まることで
ひとつひとつ、一人ひとりの価値が下がり、簡単に捨てられ、忘れ去られてしまう

こんな現状が豊かだって、誰が言えるんだろう
少なくとも私は少しも豊かだとは思わない。思えない。

私たちは、自然から離れ、モノや資源やヒトを必要以上に消費する生活を通じて
私たち自身の心を傷つけ、破滅に追いやっているような気がしてならない

一つ一つのモノが、一人一人のヒトが、全ての命が価値のあるものとして大切にされる
私は、そんな世の中でのびのびと生きていきたい

そんな世の中を、創っていきたい

那須どうぶつ王国を訪れると
改めて自分と向き合い、自分や他の動物たちや地球が置かれている状況について考えることができる

だから私は何度だってこの場所に足を運ぶし
たくさんの人にこの場所を知って欲しいと思う

「伝え続ける」というとても大変なことを
諦めることなく続けてくださっているこの場所を、応援したいと思う

これからの社会を創っていく子どもたちと
今を懸命に生きている私たちが
心豊かにのびのびと生きられる未来のために

余談
那須どうぶつ王国は
展示されている動物たちだけじゃなくて、飼育員さんたちも魅力的
ザ・キャッツのお姉さんとかバードショーのお姉さんとか本当に素敵だった