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常に好奇心をもって、変化し続ける。

常に好奇心をもって、変化し続ける。

生きていく上で変化は必要なのか?

私たちはどれだけ年を重ねていたとしても常に変化が必要である。

何故なら万物は常に変化している。
しかも、その変化の方向は退化ではなく進化だ。
周りの環境が進化していく中で、自身が変化しないということは相対的な退化を意味する。

進化するということは、変化するということ。
そして進化するためには、変化を許容する心が必要だ。

しかし、人は太古からの生存本能により、「今いる場所は安全、変化は危険」とプログラミングされている。
そのため、脳は変化を察知すると本人に不快感を感じさせ以前の状態に戻そうとする。
この 「以前の状態に戻そうとする内部システム」はとても強力で意思の力で抗うのは難しい。 

これが新しい習慣が身につかない原因だ。

しかし、裏を返せばこのシステムを味方につければ意識の力を使うことなく習慣を維持できるということも言える。

習慣を自在にコントロールできるようになると、人生のコントロールができるようになる。

変化の話に戻ろう。

望む変化があり、先述の「脳の変化を嫌うシステム」に対抗しようという時には、意思の力で脳を服従させるのではなく、イメージの力で脳を味方につけるのだ。

脳の判断基準は単純だ。
「快」か「不快」かで判断する。
特に「不快」に対しての拒絶は強い。

変化のために「〜しなければ」「〜してはいけない」と思った途端に脳は全力で変化を妨害してくる。
このようなときには変化のために犠牲になるものを意識するのではなく、変化の結果として得られるものをイメージすることにフォーカスするとよい。

イメージを描くときには変化の結果として得られるものを五感で感じられるレベルまで具現化することが大切である。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚のそれぞれが何を感じるかを鮮明にイメージし、そのイメージを繰り返し思い描くことで、あたかも実際に経験したことかのように脳内に焼き付ける。
これができるようになると望む変化を起こすことが容易になる。

自分で決めたことを実行できないのは、意志が弱くて誘惑に負けてしまうからではない。
君が、自分の願望をきちんと育てていないからだ。
もし君が、心から望む一つの願望を大きく育てれば、他の誘惑(小さな願望)に負けることは無くなるだろう。

四つ話のクローバーより


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