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普段泣かない絵描きの私が、人との出会いで大泣きした夜の話

こんにちは、LUNLUNです。今日は絵描きとして活動していて、新たな出会いがあり、大泣きした今日の出来事をまとめます。本当に大切な1日になったので★だけでも読んでみてください。



⚠︎この本文は言葉や本音を出すのが下手なnoterが書いてます。読みにくかったらすみません。(先に謝るスタイル)


◾️今日という日

今日は朝早くからサンシカ・コーヒー・マルシェという福岡県筑後市の出展者のお手伝いをしていました。コーヒー屋さんが集まり、飲み比べができるという特別なマルシェ。ドリンクのサーブとレジをメインにお手伝いしました。
丸一日そのマルシェにいて、私は多くの方との出会いを楽しみました。

そして、出店店舗の一角に私の絵を置いてもらえることになりました。これが人との出会いを素敵なものへと変えることを朝の私は想像もしていませんでした。

◾️先生との再会

私は少し前までウクレレを習っていたのですが、そちらの先生と奥様に再会しました。半年ぶりくらいでしょうか。忙しくしていた時期でほとんど何もお礼もせず、辞めてしまったので、不快な思いをさせてしまったと後悔していました。

「先生、菓子折りの一つも持たずして辞めてしまって申し訳ありません。。。」と言うと、「LUNLUNさん!!いやいや、なーんも気にしないで!!忙しかったからね。今度ぜひコーヒー淹れにきてくださいよ!!」と言ってくださいました。

コーヒーをお土産に持って行き、教室でドリップしてみんなで飲んだことがあったので、そう言ったお話につながりました。

すると先生、私の絵の方に注目され、作品をいくつかみてくださいました。
「これ、描いてるんですか?」「はい、原画です」と言うやりとり。
私はある考えをもとに絵の活動をしているので「TAKE FREE(無料)です!」
というと、「え。。。いいんですか?じゃあこれにしようかな」と青いドラゴンを
持って帰ってくださいました。

まず人に注目いただけたのが嬉しくて。ドラゴンが一匹羽ばたいたようで。。。
うれしすぎて言葉にできない思いでした。

★応援したいから買わせてください

他の出展者さんのコーヒーを買って飲んでいたので、店主と奥様に感想をマルシェ後に伝えました。
「本当に、エチオピアが美味しかったです」(もっと言葉あるだろ)
そういうと、九時間もコーヒーを淹れ続け大変にお疲れなのに、私としばらくお話ししてくださいました。

そして、普段はこんな絵を描いています。と、なぜだか話したくなり、お話ししました。

私の絵を3枚見ていただき
「これは〇〇円くらいかな?原画だね。。。〇〇円で買わせてくれませんか?」と。(金額は後に記載)

「いいえ、心の整理がついていないので無料で差し上げます」と言うと
(5回丁重にお断りした)

「応援したいんです。飾ります。だからこれは受け取って。」と。

(エプロンのポッケにギュッと押し込まれるお札。)

「画材にしてください。そして描き続けてください。」こうおっしゃいました。

店主とその奥さんは嬉しそうに、にっこりと笑いました。

正直に言うと、イラストレーター(イラストでお金をいただく職業)は
デジタルアートや依頼があった際に対応しているため、本当は過去にドラゴンの絵をお売りしたことがなかったのです。(普段は可愛い水彩のカフェ関係の絵や、ゲーム関係のイラストのお仕事をしています)

まだ搬出のお手伝いが残っているのに、感極まって涙が出ました。そして家で大泣きしました。理由は下記に記します。

◾️今まで絵を売らなかった理由、売れなかったとも言う

私は、頑なにドラゴンの絵は売らない方向で考えていました。
なぜかというと、私にとってのドラゴンは自分の肉身そのもののようなもので
心そのものを写真に撮ったようなものだからです。

つまり自分の一部を切り取って売る、と言うことは私にはできないと考えていたのです。

実際に絵を売って欲しいと言っていただけることはあっても、ずっとお断りしてきました。

気分の波もあり、情動が揺らぐときに書いた絵もたくさんあります。
しかし、家に飾られると気分を良くするものではないものもたくさんあります。
そのため、ある種「危険なもの」のように扱っているドラゴンがあり、それを渡すことはできない。と考えていました。

カフェに常時置かせていただいている絵も、気分よく見ていただけるものしか厳選していなかったです。TAKE FREEで置かせていただいてます。

インスタに投稿するものは画面越しに見ていただけるので、「危険な絵」もほんの少し含まれていますが、比較的見やすいものを投稿しているつもりです。

15年間描き続けて、初めてドラゴンの絵に金額という価値をいただけたのです。
自らを肯定されたような気持ちで、応援という名のお金をいただけたことは今後一生忘れないと思います。

◾️初めて売れた絵の金額は(本当は言いたくない)

通常のポストカードサイズの絵だと、出して300円だと思うのですが
今回は1000円という金額でおゆずりいたしました。
(無理矢理エプロンのポッケに突っ込んでもらった、びっくりした)

美術科卒の方でした。応援したいという想い。コーヒーという名の幸せを運ぶ飲み物。

彼、彼女は今日の売り上げの金庫からお札を出してくださいました。

コーヒーがどれだけ手間と技術と想いと体力と精神力を持ってして出来上がるものなのかは、6年バリスタをしていたのでほんの少しですがわかった気でいます。

だから、大泣きしたのです。言葉にできない想いです。

絵が思い通り描けず辛い思いがあったり、どんどん捨てられる未完成なドラゴンの紙くず、それらを見てごめんなさいをする毎日。。。

かと思えばこんなにいい日もあるんですね。

ここは言葉を紡ぐクリエイターの場所なのに。すみません本当下手くそで(序盤にも謝ってる、いつもへこへこ)

◾️読んでくださった方、本当にありがとうございます

★以外も読んでくださったんですか!!本当にありがとうございます。
あなたのスキで私はあなたを認識できます。ぜひあなたの記事も読みたいので
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いつも本当にありがとう。

おわり


勇気(左)


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