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取りに行くのではなく、待つ

 唐突に聞いてみる、でおめでとう!とうれしいお知らせをいただきました。
 いつもお読みいただき、ありがとうございます。



 大人っていい。
 子どもの時、早く大人になりたかった。
 
 自由に遅くまで起きていて、自由に旅行して、自由に・・・。
 派手ではない、居心地の良いBarで、ちょっとお酒を飲む。
 自由には責任がついてくるのだけれど。
 
 シナモン練乳クリームの乗った、甘くないキャロットケーキを突きながら、そう、こういうナチュラルな感じでいたい、と思う。
 自然な大人って、と考えることがある。
 振る舞いに節度があり、いつも平常心であることを思う。
 無理して背伸びした大人になることもなくて、魂は子どものままでいいわけで。
 いや、魂は変わらないのだ。
 生まれ変わっても、私だ。
 
 違う国では戦争があり、たくさんの命が失われ、傷ついた子どもがいて、そんな報道の前で私は無力だと感じる日々。
 そんな時に煌びやかなパーティーなんて楽しめない。
 今はそっと祈ったり、平和な日常をおくれていることに感謝を捧げたりの毎日がいいと思える。

 短い質問を自分に投げかけながら生きている。
 「本当にしたいことは何?」
 「本当に好きなことは何?」
 「感謝したいものは?」

 ある本に、「待つこともひとつ。」と書いてあった。
 人生の転機は、取りに行くのではなく、待つものだと。
 なるほど。
 未来から何かが来ることを考えるのも面白い。
 未来は、自分の中にあるのだから。
 自分は愛そのものであると思ったら、待てる気がする。

 ジンジャーレモンのハーブティーを一口。
 
 
 
 

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