私も同じです・・・
 
もちろん
実際にお会いしたことも、
近くでお見掛けしたこともないけれど
 
お顔をよく見知っていて
話し声にも馴染なじみがあって、
お仕事をされている姿も
しょっちゅう目にしていたから、
 
感覚的には、
自分の生活圏の住人
くらいの親しみを感じていました。
 

私達の受けているショックとダメージは
 
起こったことがあまりにも暴力的で、
悲劇的で、
 
こんなことが起こっていいわけない、
こんな非道ひどいことをされる理由なんかない人だったのに
と
 
彼に対する理不尽りふじん極きわまりない残酷な運命に
憤いきどおりと、悲しみと、悔くやしさ、
そして一種の無力感・・・・
 
自分は何も出来ない、
出来なかった、

きっとこれからも同じだ
（いろんなことが / じぶんには）
無理なんだ・・・
 
といった
自信の喪失そうしつや、心の虚むなしさを
感じているからだと思います。
 
 
すでに何年も前から、私たちの心は
ダメージを受けていました。
 
社会的な状況だけでも
 
わけのわからないウイルスがいきなり現れてきて
私たちの住む世界を、
生活を、すっかり変えてしまい
 
世間の状況も
今までのものとは様相ようそうが変わって
以前はなかった、
変な犯罪が多発するようになったり
 
自分自身の環境も
それぞれ

経済的に追い詰められたり

家でも

人と会えない孤独や、
逆に
ずっと一緒に居すぎて
家族との関係に苦しんだり、
 
果ては

この２１世紀に
まるで１００年前のような戦争が起こり、
 
毎日
悲惨な戦場のニュース映像を、否応いやおうなく見て
 
かわいそうな戦争被害者のかたたちの話を共有し、
その姿を目にし、
悲しく、胸が痛む思いをし続けて
 
そこにこの、
広く、多くの人に愛されていた安倍さんの、
理不尽な命の奪われ方・・・・
 

ダメージがあまりにも　積み重なり過ぎてる
 

落ち込むのも当然だし、
いい加減にしてくれ、もう耐えられない・・・
と逃げ出したい気持ちにもなる。
 
 
あなたがいま
もし涙が込み上げてくるのなら、
どうか泣いて、涙を流して。
 
もし感情が高ぶって、何か叫び出したいなら、
どこかそれが許される場所を探して、
そこで思いっきり叫んで。
 
気持ちが落ち着かないなら、
とりあえず深呼吸をしてみて。
 
何度か。
何度も。
ゆっくりと、目を瞑つむって。
 
悲しむあなたの心が　いま　求めることをしてあげて。

音楽を聴いたり
身体を動かしたり
ただひたすら眠ったり。
 
そうして、でも、
絶対に
その『落ち込み』に、あなたを明け渡さないで。
 
あなたの心はあなたが、
ちゃんと、
しっかりキープしていて。
 
悲しみに負けないで
持ちこたえて。
 
時間がかかっていいから

すぐには無理なのは、
あたりまえなんだから。
 
 
でも、ぜったいに
「悪い事しか起こらない」
「もうだめだ」
なんてことを信じ込まないで。
 
 
ねえ、私たちが諦あきらめちゃったら、
本当に、悪い事しか起きなくなっちゃうよ。
 
この狂った状態を、
少しずつでも、また良くしていくために
 
今までどんな目に遭っても
私たちが必ず立ち上がってきたように。
 
 
この動画を観て、
私は涙が溢あふれてきて、
我慢しないで　そのままに任せたら
静かに涙が流れて

流れ続けて
 
初めて
 
彼に起こったことを、現実として
（仕方なく）認識し、受け入れたのだと思う。
 
でもそのお陰か
 
フリーズしていたショック状態から、
これまでへの感謝や
これからの不在を悼いたむ方向に、
心が動けた。
 
 
大丈夫そうな人は、よかったらこの動画を観てみてください。
 
すこし覚束おぼつかない様子で、
でも一生懸命に、
心を込めて奏かなでられるピアノの音・・・
 
安倍さんは、本当に心のあたたかい人だったんだね
その様子が、画面じゅうにあふれてる。
 
いつも外さずつけていた
あのブルーリボンのバッジのことも、
スローガンにされていた
『この国を取り戻す』ことも、
 
私たちだよ、
私たちが、
受け継ついで行かないといけないんだよね。
 
政治家だけの仕事じゃない
 
彼らを選ぶのはだれ？　
彼らに仕事をさせるのはだれ？
 
国をかたちづくるのは、
私たち一人一人の
努力や行動の結果なんだから
 
その自覚をもって、彼の居ないこれからを
共に、生きて行きましょう。
 
あなたも、私も、

みんな今は同じように
苦しく、つらいけれど、
 
彼がやり残したことを
一緒に、しっかりと受け継いで、
 
この国を狙う邪悪なものを跳ね飛ばして
この国をみんなで
きちんと、護まもっていこう。
 

大丈夫。
私たちには出来るよ。
 

見ていてください、安倍さん。
 
ありがとうございました、
どうぞゆっくりと休まれてください。
 
そして　どうか
天国からずっと
見守っていてください・・・・
 
 
 
＊お時間のない方：　１：１１くらいからどうぞ
 

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