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女性の日に

 

昨今では日本でも
『3月8日は女性の日』という認識と、
街の花屋さんで、ミモザの花を見ることが多くなった

…とネットで書かれているのを目にしたけれど
本当かな? どう思われます?


去年この記事で、イタリアの「その日」のことを書いたけど↓

もし、ほんとうに日本でも
『女性の日』を祝う風潮になるのなら、
イタリアのものを導入して欲しい と
個人的には思う。


こういうのって
日本だと すぐにまた
どこかの業界が商業化を目論もくろんで


何かをこじつけたヘンな商品や、
本場のものとはかけ離れたかたちの
珍妙なもの(💦)を「創り」そうだから、


そういうのに乗りたいのなら別にいいけど


本場での 本質的な意味を知っておきたい人に向けて
お話ししたいと思います。


イタリアで この日に
男性が女性にミモザを贈るのは
ただの象徴的行為で、


花を渡しながら 彼らが伝えようとしているのは
〈女性たちへの感謝〉の気持ち。


なぜなら


ふだんの自分たちの生活や 
人生が
女性たちが存在してくれることで
心地良く、快適で、
幸せなものになっているから


…だそうです。


だからこの日は、女性たちは
家事も育児も お休みしたければ お休みして


女友達と出掛けたり、
のんびりと ゆっくり過ごしたり、
好きなように時間を使う 
ということが推奨されていて


夫である男性や 子供たちも
自然に それに協力してる。


花を贈る という行為が本質じゃない。
感謝する ということが本質なの。


今日、私のこの記事を
うっかり読んでしまった男性のみなさん(笑)


このあと
この記事を読み終わったら


今さら だとか
照れくさい とか
女こそ男に感謝しろ などの


相も変わらず昔から言い続けている
自分に都合のいい言い訳は いいかげん脇に置いて


新しく 何かにチャレンジする精神で


身近な女性 どなたにでもいいし
一人二人じゃなく、たくさんの人に 
でもいいので


女性への感謝の気持ちを込めて
何かしてさしあげてみませんか?


たとえばねぎらいの言葉をかけるのだって、
立派な〈贈り物〉だと思います。


なにも『女性の日』にだけ限定しなくてもいいけど、
まぁ、その日にかこつければ、照れ隠しになるでしょ?


私、部分的な
「日本人のイタリア人化」
を目論んでいますのでね😎
影響されたくなかったら、読まない方が良いですよ〜(笑)


一方 女性のみなさんは
イタリアの、この日の文化を見習って
自分で「今日はこう過ごすわ」って決めて
それを実行してみても いいんじゃないかな。


ご家族と住んでいて 難しそうでも
「出来ない」と決めつけるのではなく
「協力して」とお願いしてみる。


男性の優しさって
女性と違って、内側に隠れているから
それを外に引き出すには、働きかけが必要な気がするし


「どうせわかってくれない」と決めつけて嘆く前に
わかってもらえる努力は 
こちらからも とりあえずしないと
男性たちにだって 解りようがないもの。


ほんとうに
日本にも、商業主義的でない『女性の日』が
定着するといいな って思います♪


Auguriアウグーリ, il giorno della donnaイル ジョルノ デッラ ドンナ!
女性の日、おめでとう♡




書いたものに対するみなさまからの評価として、謹んで拝受致します。 わりと真面目に日々の食事とワイン代・・・ 美味しいワイン、どうもありがとうございます♡