【NY駐在妻】コンシェルジュ=女性というバイアス
私が住んでいるアパート(日本のいわゆるマンションのことを言う。こっちでマンションと言うとど偉い大豪邸を意味してしまうらしい)には、正確な人数が未だに分からないのですが、10人くらいコンシェルジュがいます。
こっちに来て驚いたことを挙げればキリがないのですが、その中の1つがこのコンシェルジュ。
全員男性なのです。
屈強な黒スーツを纏った男性陣。
なぜ驚いたかというと、『コンシェルジュ』や『受付』というと、ついつい女性をイメージしてしまうからです。
『受付嬢』という言葉があるくらいですもの。
でもそれってただのバイアスだったなと。
日本にいる常識は世界の非常識とはまさにこれ。
今はわかりませんが、確かに昔受付募集の求人を見た時も『女性、20代』的な感じで性別と年齢制限が書かれていた気がします。
今思えば、
は?
でしかない求人なのですが、ザ・ジャパニーズな私はそれが普通だと知らず知らずのうちに刷り込まれてしまっていたのです。
そんなわけが無いのに、コンシェルジュや受付は若くて綺麗なチャンネェがいいよね、って思い込まされていたんです。
さらにこちらのコンシェルジュはめちゃくちらフレンドリー。
特に子供にはいつも優しく声をかけてくれます。
thanks giving dayの日には朝から
“happy thanks giving”
と書かれたキラキラなパーティメガネをかけて迎えてくれました。
そして本日。
よりいっそう寒さが増したニューヨーク。
コンシェルジュはいつもの黒スーツにニット帽、サングラスをおめしでした。
Yes, This is NY.
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