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「やめたい」と思えるだけでも素晴らしいことじゃないか!〜『脱ダラダラ習慣!1日3分やめるノート』を読んで〜

食べ過ぎ、睡眠不足、お酒、ギャンブル、たばこ
一般的にあまり良くないとされることをあげてみた。
やりすぎてしまうと、依存したり、体調を崩したりしてしまうな。
こうしたことを「やめたい」と思う人は多いだろう。
だが実際にやめることは難しいから、多くの人が悩んでいる。

その実践本というかなんというか、解決策を示してくれる本は本屋さんにいけば、たくさんあると思う。本屋さんに行ってそうした本を探し始めたら、やめることの3分の1は成功したようなものだと思う。「やめたい」という思いを行動に移すことができたのだから。

私が思うのは、「やめたい」と思うこともまた大切なのだが、「やりたい」を探す方が良いのではないだろうかということ。やりたいことがたくさんあれば、やめたいことなんて勝手に生活から消えていくだろう。どうしてこんな簡単なことなのに、本はたくさん出ているんだ?と疑問に思うこともあった。

「やりたい」を探すのが難しいということに私は気づけていなかった。
そこで、本書がおすすめしていたのは「やめるノート」

1 今日の出来事(やめたい習慣に関連していそうなものにマルをつける)
2 やめたい習慣の量
3 本当に欲しかったもの
4 代替行動(うまくいったものにマルをつける)

上にあげた4つを毎日書いていくことで自分を見つめ直していく。データが溜まってくれば、原因や回避方法が見えてきてやめることができるのだろいう。自己分析を進め、自分に対する解像度を高める作業だな。

以前に日記を書こう的な本を読んでから、日記を書くことを習慣にしているが、日記を書くことを習慣としている人も多いのではないだろうか。そうした人にとっては、日記を書くことにも加え、「やめるノートまで」となるとちょっとつらいかもしれない。自分に向き合うことにもなっているので、ざっくばらんにかける日記だけでも十分だと思う。

何かを始めることにもそれなりに時間はかかるが、やめることにはそれ以上の時間がかかるのではないだろうか。神経をすり減らすことだってあるだろう。だから、ダラダラ習慣になってしまっていることを「やめたい」と思えるだけでも素晴らしいと思う。やめるためのスタートラインに立ったのだということができるのではないだろうか。(学校とか、仕事とか、そういったことを「やめたい」というのはまた話が別だけれども…)

コンビ二に行くと、魅力的な揚げ物がレジ横で私を待ち受けている。その魅力に誘惑されて、ついつい揚げ物を買ってしまう。これどうにかしたいな。


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