自分の感情を表に出すって
とても勇気のいることですよね。

これを言ったら嫌われるんじゃないか　とか
めんどくさいと思われるんじゃないか　とか
相手が傷つくんじゃないか　とか

本当は言いたいのに
伝えたいのに、
こんなこと思っちゃいけないって我慢して

我慢して　我慢して
自分にストレスをかけて

その反動で、また食べる。
食べた自分をまた責める。

過食症状が治らない人の中には
そんな人も多いんじゃないかなぁと
思いながら今書いています。

相手のために、って我慢していること
それって実は本当は

「あなたに嫌われるのが怖い」ことへの
裏返しだったりもしますよね。

私もそうだったから言えるんですが
とにかく気持ちを言葉にすることが苦手で

だから何も考えてないって訳ではなくて
心の中ではいつも必死に叫んでて

「苦しい、寂しい。助けて欲しい！

　支えて欲しい！でも言えないっ😭

　気付いて」って

口には出さないんだけど
目で必死で訴えるという、ね

相手はエスパーでも何でもないのに
とにかく言葉には出来ないけど気付いて欲しい

そんな思いで付き合ってたから
ボロが出て、重いと振られたり


相手に相談しなさすぎて
あなたはひとりでも生きていけるよって
残念そうに振られたり

なんでわかってくれんのや！って
こんなに私は表現してるのに！って

むしろ全然表現できていなかったのに
本当の原因は自分にあったのに

相手を責めてしまった当時の私。

自分を曝け出すことへの恐怖が
自分を抑え込み、我慢へと繋がって
日々の過食に拍車がかかる

そんな恋愛しかできなかった時期がありました。

それじゃ相手はわかってくれんよって
身体を張って教えてくれたのが
当時のメンターであり、恋人でもあった人。

付き合った当初は猫を被り
心の内側を話すことを避ける私に対し
「逃げるな」と本気で向き合ってくれました。

ちゃんと正直に話すまで
寝かしてもらえないこともありました。

最初は「しつこい」としか思ってなかった（笑

でも段々と、ボソボソっと

こんな気持ちだったから
今日も食べてしまった　とか

こんな風に思う自分が嫌で
また過食してしまった　とか

自分の気持ちが言えるようになり
相手の前で泣けるようになり

その都度「大丈夫ばい」って受け止めてくれて
「吐いてもよかよ」って言ってくれて

彼も本音を喋ってくれて

長年かけて積もり積もった我慢が、
次第に安心に変わっていきました。

時には取っ組み合いの喧嘩もして笑

「もうホント無理！」って
出て行かれることもありました。😂笑



今思えばちょっと（かなり）依存してたし
悪いことしたな、って思うこともあるんですが

「この人は側にいてくれる
　この人はありのままの私を
　丸ごと受け入れてくれる」

その絶対的な安心感が
私の症状を落ち着けてくれました。

過食嘔吐2〜3年という期間で
徐々に症状が治まったのは
彼に心の中の感情を
ぶつけまくっていたのがとても大きかったです。

当時はTwitterもブログもしていなかった
頼れる親も友人もいなかった
誰も信用できなかった私にとって
彼は救世主でした。

もし彼がいなかったら
もっと長引いていただろうなと思います。

彼のおかげで今がある。

時折逃げたけど
諦めないでくれて

独りにしないでくれて心底感謝しています。

私にとって
過食症克服のために必要なプロセスでした。

今パートナーがいる人も
家族がいる人も
そうでない人も

可能ならちょっと勇気を出して
一緒にいてくれる相手を信じて

吐き出せそうなら吐き出して
心の内側を曝け出して

いきなり吐き出すことが怖かったら
「ちょっと吐き出していい？」ってジャブうって
相手の反応を伺って

それで無理ならSNSに
それが無理なら私でもいいので

吐き出して、心を軽くしてあげてください。

我慢を止めて曝け出すこと、
心の安心を覚えることが
摂食障害克服に近づきます。

がんばるあなたを応援しています。

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