何かをやめるタイミング。


電車で隣に座った男性が、ノートパソコンを広げている。パソコンの画面がふと目に入ると、真っ黒な画面に英単語や記号が羅列が表示されている。おそらくプログラミングのようなことをしているんだろう。以前ホームページを自分でつくったときに、少しそうゆう勉強をしたことがあった。その時は、ただ散らかった意味の分からない言葉の波に飲まれてしまったけど、いかにシンプルで美しい文章を機能させるか、という行為はきっと自分に向いているんだろうなと思ったことを覚えている。


何かの練習や勉強をはじめるときは、「自由にあやつれるようになるまで」は続けようと決めている。あらゆることは、「自由に」なったところからその楽しみがわかってくるはずなのに、それまでに挫折してしまうひとがほとんどだ。「自由」は言いかえると、アドリブが利くということである。たいていの状況に対して、自分で言葉を紡いで話をすることができること。技術とは言葉である。そして、「やめどき」というのは、ここまできてはじめて訪れる。


プログラミングも、また年内には始めたいと思う。色んな言葉を話せるようになるのは楽しい。

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