ひとりでやれること、みんなでやるべきこと。


東京には格好いい店がおおいなぁ、と街を歩いてると思う。あと、格好いい会社も多いし、なにより地元では見なかったような格好いいおとながたくさんいる。

そして、東京に住んでいると、そういうお店や会社で働いてみたいなーと思ったりもする。この年までずっと就職することをせずに自分で仕事をつくることを考えて・続けてきたけど、あの会社なら、とか。なんだか態度がでかくて申し訳ないけど…そんな気持ちになることがある。


「ひとりでできること」というのはたくさんある。とくに今のフラットな社会では、方法はいくらでもあると言っていいかもしれない。でも、組織に参加しているからできることも、やっぱりたくさんある。ひとりでは結局、ひとりで尻ぬぐいをできる範囲のことにしか手を伸ばせないのだ。

就職活動をする学生さんが、僕なんかに進路の相談をしてくれることがたまにある。おおよその話題は就職をするか・小さくても自分で仕事をはじめてみるか、という内容のことだ。そういうとき、たいていの場合は「一度就職してみたほうがいいと思うよ。」と僕はこたえる。きっとこの子なら就職しなくてもやっていけるだろうな、と思ったとしても、である。


僕も社会にでるまでは気づかなかったけど、社会には「社会のルール」があって、そして、それは思ってるよりも「理にかなっている」ってこと。そんな、くだらない。と思うかもしれないけど、ルールがあるからこそ社会はある日突然脱線したりせずに続いているのである。そして、社会はルールに沿ってしか動かすことができないし、もっと言えば「ルールを壊す」ことじたいがルールの中でおこなわれているのである。


英語がわからないまま外国にいったら困ってしまうように、社会には社会のためにつくられた言葉がある。そして、それを独学で学ぶこともできるけど、まず先生から習ったほうがいいことのほうが多いと、独学するしかなかった僕だからこそ思う。

そして、ひとりでやれることもあれば・みんなでやるべきこともあるのだ。



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