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データ×デザイン | 採用サイトリニューアルに見る、エムスリー データ分析グループのカルチャー

こんにちは。エムスリーデータ分析グループの玉木です。

今回は特別対談記事の後編です! デザインの力で医療の前進を加速させるデザイングループのチームリーダー貝嶋さん、データ分析グループのリーダー篠田さん、濱口さんの3名に、データ分析グループの採用サイトリニューアルにこめた想いなどの舞台裏に触れながらチームのカルチャーについてトークしていただきました。

まだの方はぜひ、前編もご覧下さいね!


貝嶋 一哉
デザイングループ チームリーダー / BXデザイナー(*1)
フリーランス及び制作会社にてブランディングコンテンツ制作やファッションメディアの開発等を経て、2014年にエムスリー入社
複数の医師向けサービスのUI/UXデザインを行いながら様々な国内外の新サービスや新規事業の立ち上げ、ブランディング管理などを担当

篠田 彩
データ分析グループ 製薬ビジネスユニット グループリーダー
エネルギー会社にて社内の複数部門向けの分析及び業務改善PJを担当した後、IT子会社に籍を移しクライアント企業向けのデータ分析を経験し、2015年にエムスリー入社
製薬企業様向けのマーケティング施策支援のための分析や、ジョイントベンチャーにおける分析リードを担当
篠田 彩 インタビュー

濱口 智大
データ分析グループ プラットフォームユニット グループリーダー
SIerにてシステム開発やクライアント企業のデータ活用支援業務に携わった後、2016年にエムスリー入社
m3.com(*2)上の各サービスを成長させるための分析や、サービス横断のレコメンドアルゴリズムの改善を担当
濱口 智大 インタビュー

*1:BX:Brand Experience
*2:m3.com:エムスリーが運用する日本最大級の医療従事者専用サイト



採用サイトリニューアル。イメージのギャップを埋めるデザインを模索。

ーー先日エムスリーデザイングループの皆さんに、データ分析グループ採用サイトのデザインをリニューアルしていただきました! リニューアルの方針を検討する上で、何か意識した点はありますか?

【貝嶋さん】元々 "データサイエンティスト" という響きから、クールなイメージを持ってたんですよね。でも、事前にデータ分析グループのミーティングに参加させてもらったり、打ち合わせ回数を重ねたりする中で、思っていたよりもだいぶグループ全体に親しみやすい雰囲気が満ちていると感じるようになりました。また皆さんのお話を聞くうちにデータ=無機質なものではなく、データの先には人がいて体温を感じられるものなんだとより実感したんです。サイトに掲載する写真やビジュアルデザインにもなるべくそういう柔らかい部分をしっかり織り込み、職種イメージとのギャップを埋めるような形にしたいと考えました。

データ=無機質なものではなく、データの先には人がいて体温を感じられるもの

【篠田さん】サイトリニューアルのために写真撮影を行いましたが、撮影時はできるだけ硬くならずに普段の姿を見せられるよう意識しました。"データサイエンティスト"にはどうしても、ギークでクールなイメージがついて回ると思います。でもチームメンバーは必ずしもとっつきにくいわけではなく、むしろ話しやすい雰囲気の人ばかりなんです。数字やロジックにこだわって真剣に議論を交わす場であってもどこか穏やかな空気が流れています。そんなデータ分析グループの雰囲気をできるだけ感じていただきたくて。

【貝嶋さん】本当にそうですね。その雰囲気をどうやって写真やモーションなどサイト全体で表現するか。デザイナー側もかなり意識しました。


撮影はまるで文化祭のような雰囲気

ーー写真撮影の中で印象的に残っていることは何かありますか?

【貝嶋さん】とにかく、全体的に皆さんいい表情をしてくれたのが印象的でした。構えすぎずに、すっと自然な表情を出してくれたのがすごく良かったです。逆にデータ分析グループの皆さんは、何か感想はありますか?

【濱口さん】撮影前は正直、通常業務もあるし撮影場所もオフィスだしで、少し戸惑いもありました。でもいざ撮影が始まると文化祭みたいで、皆で一緒に良いものを作ろうとする雰囲気があってとても楽しかったです。普段はプロジェクト単位で協業することが多く、データ分析グループ全員で何かをする機会はあまりありません。今回の撮影はチームが一つになった感じがして新鮮でした。

ポートレート写真 撮影風景

【篠田さん】分かります。データ分析グループだけでなくデザイングループの方が全面的にサポートしてくださったことで、より一層イベントのような特別な空気感になったのかも知れませんね。撮影中も常に貝嶋さんが声掛けをして緊張をほぐしてくれたので、とても楽しかったです。

【濱口さん】始まった時は堅くなりがちだったけど、撮影に慣れてくるにつれて「こういうポーズはどうだろうか」みたいに積極的に意見を出し合い、皆でワイワイ撮影を楽しむことができました。だいぶリラックスして普段の自分たちを表現できたんじゃないでしょうか。私と篠田さんがグラフを見てディスカッションしている構図では、実は全然関係ない話をしながら撮ってもらっていたんですけど、そのくらい緊張がほぐれていたってことですね(笑)。

【篠田さん】そうでしたね。他にもタブレットを見ながら分析結果のディスカッションをしている風のシーンでは、会社の近所にあるお勧めの美味しいお店の話をして盛り上がっていました(笑)。

【貝嶋さん】最後に追加した黄昏時のカットも印象に残っていますね。一通り最低限必要な撮影は終わっていたんですけど、「光が良い感じで入っているからチャンスだ!」ということで急遽撮影しました。こういうカットは撮れたら撮りたいと候補に挙がってたものの、撮影時間の兼ね合いで必須項目からは一旦落としていました。なので他のカットは事前に構図を練っていたのに対しこのカットはアドリブ感やライブ感が強い状況で撮ったんですけど、急なお願いにも関わらず快く協力してくれたメンバーのおかげで一瞬のタイミングを逃さず雰囲気のある写真がとれて良かったです。

"エムスリーらしさ" を体現するフラットな組織文化

ーー今回の採用サイトリニューアルを通して改めて感じた、データ分析グループの特徴はありますか?

【貝嶋さん】データ分析グループはかなりフラットなチームだと感じましたね。エムスリー自体、全社的にかなりフラットな組織だと思うんですけど、データ分析グループは特にリーダーだろうが新卒だろうが、全員が同じ目線で働いているんだなと強く感じました。すごくエムスリーらしさが溢れるチームですよね。

担当プロジェクトは年間数十件。豊富な経験でスキルアップへ。

ーーデータサイエンティスト目線で、エムスリーのデータサイエンティストならではの特徴、他のデータサイエンティストとは一線を画す点は何かありますか?

【篠田さん】主に三点あると思います。一点目は、データ分析のフェーズを一気通貫で担当できる点です。現時点で分業制をとってないため、課題発見から実装フェーズまで、全て自分で担当できます。二点目は、社歴や新卒中途に関わらず主担当として立ち上がり早期からプロジェクトにアサインされて経験がつめる点です。多くの企業ではプロジェクトの一部分だけ任されるケースがほとんどだと思いますが、エムスリーでは新卒メンバーでもサポートを受けながらプロジェクトに主体的に関わる機会が用意されています。三点目は、1人当たり年間平均で20〜30プロジェクトに関わることができ、高速PDCAを回せる点です。これだけ豊富な経験がつめる環境って、珍しいと思いますね。

【濱口さん】そうですね。中途面接で過去の経験をお伺いする際も、業界によるものの、年間担当プロジェクト数=数件……みたいな感じが多いです。プロジェクト規模は大小様々あるとはいえ、年間数十件のプロジェクトに携わるのはかなり多い方で、スキルアップには理想的な環境なのかなと。

生成AI登場後の世界で求められるデータサイエンティストの価値

ーー昨今のLLM(大規模言語モデル)の台頭でデータサイエンティストの働き方も大きく変わる可能性があると耳にします。今後エムスリーのデータ分析グループはどのような状態を目指していきますか?

【篠田さん】日々進化する技術を「どうビジネスに活かすか」熟考することが重要です。データ分析グループでは技術とビジネスを繋ぐ役割をより強化したいと考えています。既にプロダクトの刷新や新規プロダクト開発に対して、積極的に新しい技術を取り入れています。今後もその姿勢を貫きながら、製薬企業様や医療従事者の会員様、患者様にとってより価値のあるサービスをデータ分析グループ起点で発信していきたいですね。

【貝嶋さん】データ分析グループでもChatGPTを使った実装の事例はありますか?

【濱口さん】一部プロジェクトでトライアル的に取り組んでいます。電子カルテなどの機密性の高いデータも多いので、すぐに全面展開という訳にはいきません。今は少しずつ実用性を検証している段階です。もちろん生成AIをどう活用するか考えることも大事ですが、データサイエンティストの役割が今後どう変化していくかも重要な論点です。コーディング技術や分析知識のない営業担当やプロダクトマネージャーが自身である程度の分析を簡単に進められる時代になりつつあるので。データサイエンティストはどこで価値を発揮するべきなのか……グループ全体でも引き続きよく考えていきたいです。

データ分析グループに興味を持っていただいた方へのメッセージ

ーー最後にエムスリーのデータ分析グループに興味を持ってくださった方へ、一言お願いします!

【濱口さん】ロジカルかつ定量的に意思決定するというエムスリーのカルチャーのおかげで、私たちデータサイエンティストは非常に仕事が進めやすいと実感しています。また、エムスリーが保有するデータの中には、先程お話したように(*3)非常に密度の濃い面白いデータが揃っているので、分析で価値発揮しやすいです。プロジェクトへの姿勢も、分析を手段としてビジネスインパクトにコミットすることが求められる点が難しくもあり面白い。総じてデータサイエンティストにとって、やりがいのある環境が整っています。データを使ってビジネスインパクトを出すデータサイエンティストになりたい! という方、ぜひご応募ください!

*3:詳細は前編の記事を参照

【篠田さん】医療業界が抱える課題を、データ分析の技術を用いて一緒に解決していく仲間を探しています。ビジネスに近い場所で、幅広い内容のプロジェクトに携わることができます。データ分析を通じてビジネスに貢献したい方、これからスキルアップを目指したい方には胸をはっておすすめ出来る環境です。ホームページやnoteに載っている情報はごくごく一部なので、詳しく話を聞きたいという方は、まずはカジュアル面談へのご応募お待ちしております。

対談を終えて

今回の対談では、データ分析グループ採用サイトリニューアルを通じて見えた、エムスリーのデータ分析グループの魅力を深掘りました。カジュアル面談やインターンシップも随時実施していますので、データ分析グループに興味を持っていただけた方は下記リンクからぜひご応募下さい。
データ分析グループでは、新卒・中途ともにデータサイエンティストを募集中です!
https://recruit.m3dag.com/