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2023年下半期、印象に残った詩集・歌集・エッセイ

小説ほど読んだ冊数は多くないのですが、詩集・歌集を読むのもすっかり日常に溶けこんでその時々で気になったものをゆっくり下半期も楽しんでいましたね。
それに加えて下半期はきっかけがあって数年ぶりにエッセイ本にも手を伸ばしたことが、私としては結構大きな出来事だったかなあと思う。

なんだろう…私は相手のお話を聞くのが好きな人なので、エッセイはその人の好きな事とか考え方そういうものに耳をじっくり傾けているような感覚が読んでいてとても好きなんですよね。
そういう考え方もあるんだ…という自分とは考え方の行く先が違うのも発見があって面白い、楽しい。

そんなこんなで下半期に印象に残った詩集・歌集・エッセイを…。

白井明大「いまきみがきみであることを」
最果タヒ「恋人たちはせーので光る」
佐クマサトシ「標準時」
働く三十六歌仙「うたわない女はいない」
最果タヒ「コンプレックス・プリズム」
西村曜「コンビニに生まれかわってしまっても」
最果タヒ「もぐ∞」
谷川俊太郎「シャガールと木の葉」
鯨井可菜子「アップライト」
最果タヒ「きみの言い訳は最高の芸術」
長谷川麟「延長戦」
寺井奈緒美「アーのようなカー」
悠木碧「悠木碧のつくりかた」
青松輝「4」
最果タヒ「恋できみが死なない理由」
くどうれいん「うたうおばけ」
くどうれいん「桃を煮るひと」
ファブリ「リモーネ、リモーネ ファブリ歌集」
岡野大嗣「うれしい近況」


来年も直観でちょっと面白そうだなと思った詩集・歌集・エッセイは積極的に手に取っていきたいものです。