鈴鹿詩子さんのこと。

恐ろしいものが来るとき人間とは逃げられず、声も身動きも取れないものです。つまり、詩子お姉さんが襲来するということは人類の男性だけがその下半身の死を覚悟する瞬間だと思います。

ということで今回は詩子お姉さんの紹介です。なんやかんやメンバーに入って長くなってきました。とにかく独特のワールドです。ここに入ると二度と戻れぬ樹海に印象としては近いです。歴戦王ヴァルハザクとはよく言ったものです。

・2期生のカッティングエッジ枠

そもそも2期生という存在がほぼ全部カッティングエッジの集合体みたいなものですが、それぞれの世界のうちの一つとして詩子お姉さんの領域展開は強固なもので、安易な物理演算では破壊できない小型宇宙のようなものです。BL文化をこよなく愛し、ゲイポルノをこよなく愛し、語られるようにVIPPER対801版の熾烈な戦役からの帰還兵でもあり、その風格は1期生のベテランをもってして防げない何か絶対的な引力を持っています。何というかお姉さんもまた委員長リスペクトでにじさんじに来た模様ですが、やはり委員長をリスペクトすることは邪神崇拝なのかもしれません。

・しかし炎上しない存在。

にじさんじの最低ラインを更新し続ける存在として危険ラインの上で華麗に踊って見せるお姉さんですが、腐女子界隈の難しい推しカプの問題とか、色々ありながらに(私は男性ですので、BLは見ないため詳しくはないのですが。)、どれを語っても敵を作りません。というのはその界隈のルールをわきまえているからなのか、真摯な配信スタンスが功を奏しているのか、飾らない性格が同調を呼ぶのか、まあとにかく炎上とは無縁と考えていいですし、配信者として必要最低のルールは必ず守るというのもあるのかもしれません。いわゆる人間としての人格破綻者的なインモラルなことはしない方で、その点では一種の常識人でもあります。

・海外ニキも頭を抱える歩く下ネタ辞典。

前の記事で静岡皇国のリゼ・ヘルエスタさんの紹介をした時に、皇女様の語彙力の豊富さを彼女の強みとしたのですが、歌のお姉さんもある種の語彙力では負けていません。海外ニキも驚くこのお経のようなテンションで淡々とぴったんしていく下ネタ語録たち。最後のニキが言うように何が恐ろしいってこれがゲームとしては成立していることです。

・なんやかんやボカロPだった。

自分も短期間流行り物に飛びついてボカロPをやったことがあるのですが鳴かず飛ばずでしたが、詩子お姉さんも09年あたりに作っていたそうです。やっぱり鳴かず飛ばずだったらしいですが、まあ当時から色んな人が曲を作っていたので、流石にニアミスはしなかったとは思いますが、比較的近い年代というのもあり、結構言っていることが分かります。それに、Vtuberとして活動していく中で、自身作曲のオリジナルソングを出せたのは、かつて鳴かず飛ばずだった当人にとってもある意味で悲願だった部分でしょうから嬉しかっただろうなあと思います。

・なんやかんや歌も上手い。

歌のお姉さんという題目でやってるだけに地声は素朴なお姉さんですが、歌ってみた動画などではなかなか流麗なローからハイまで音域も綺麗に出ていると思います。昨今のボカロ曲がさっぱりわからない私ではありますが、一応副業で音楽系の仕事に片足突っ込んでるだけにその歌声はとても評価されていて正しいものだと思います。


・一応イエローカードを食らった。

Youtubeは水音以外の音声には甘い癖に文字には厳しい童貞気質らしく、昨年夏に詩子お姉さんが企画したリスナーのエッチな体験談が2回にわたり配信されましたがその中で文字に起こしたばかりに、Youtubeから警告がきてしまったそうです。警告が2回来るとチャンネルBANだそうで、事実上のイエローカードを食らったため、その当時のお姉さんは少し落ち込んでいました。このことがあったのもあって、現在のお姉さんの方向性は以前ほど過激なものではありません。多分。何となく納めていた矛がまた出てきてる気がしますが、一般ゲームをやってみたり少なくとも前ほど強固な領域展開が不発になるようになりました。とはいえ、お姉さん本人はどうも承服していないといった心地で、なんやかんやごく自然な流れでポルノの話をはじめ、BL談義を行い、視聴者を再教育しています。

・初めて見る人へ。

なんやかんや書きましたがとてもユーモラスで面白い方です。あとトリビアのごとくBLやゲイの知識がついていきます。癖は強いと言って間違いないのですがファンの治安も調教済みでとてもよろしく、平和なものです。にじさんじの入門向けとしてリゼ様を推した人間としては詩子お姉さんは少し慣れてきたころに刺激が欲しくなったらここに行くべきであるという指標のような存在です。まあSKB部(アンジュさん/郡道先生/詩子さん/尊様)自体そういうところはありますが。

ということでチャンネル登録はこちらから(兵役)

で、実際製作されたオリソンがこちらです。先日の誕生日ライブでもラストで生歌で披露されましたね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?