「できた」を指標化すること
こんにちは。ririです。
今日はとても朝から気分がよくて、家事やお買い物ややりたかったことがいろいろできた日曜日でした。
わたしは病気になってから、このいろいろ「できた」という感覚を、もう少し丁寧に見てみることを意識しています。
丁寧に見てみること、というのは細分化して指標化する、ということです。
今日は、わたしがいつも意識している「できた」を指標化することについてお話ししたいと思います。
まず、「できた」を指標化するとはどういうことか?
「できた」ことを細分化して、自分がどんな状態のときに何ができるのか、指標をつくるということです。
目的は、自分の身体の状態をきちんと把握することです。
双極性障害Ⅱ型は、軽躁・鬱・フラットの3つの状態があるといわれますが、それははっきり区切りのあるものではなくグラデーションになっていると思います。
わたしも、「軽躁寄りのフラットだな」とか「鬱の中でも今日はひどいな」とかグラデーションの度合いを測ることで、自分の身体の状態を把握するようにしています。
その手段のひとつが、「できた」ことを指標化することです。
たとえば、わたしの場合、わかりやすいのが料理。
「今日は料理ができた」
これだけでも調子がいい、ということはわかります。でも、
「ごはんをレンジでチンできた」
「カップラーメンのお湯を沸かすことができた」
「目玉焼きを焼くことができた」
「レシピを見ながら新しい料理をつくることができた」
「夫の分の食事を用意することができた」
同じ「料理ができた」でもこれくらい差があります。
いま挙げた例だと、下にいくほど調子はいいです。
これを意識するようになったことで、自分がどのくらい状態がいいか、ということが少し具体的に把握できるようになりました。
料理じゃなくても、メイクとか、仕事とか、SNSの使い方とか、自分にとっての「できた」を指標化しやすいものを見つけてみると、自分のことが少しわかりやすくなってくると思います。
双極性障害は自分の中の波をいかに上手に乗りこなすかだと思っています。
そのためにはいまどのくらいの高さの波がきているかを知ることが大事。
「できた」を指標化すること。
「できなかった」ことを数えるより、ちょっと前向きになれるところも気に入っています。
自分に合った指標さがし、おすすめです。
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