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その仕事は鬱のときでも続けられるか

こんにちは。ririです。

先週の金曜日はお休みしてしまったので3連休明けの月曜日でした。

月曜日の仕事終わりがいちばんうれしいかもしれない。

今週も一歩踏み出せた、よくがんばった、という思い。

いまの仕事に就いて半年が経ちました。

わたしはこの仕事で5社目です。

双極性障害になってから3回転職をしています。

いずれも体調が悪化して休職から復職できずに退職、というパターンです。

今回の転職では、これまでの転職を踏まえ心がけていたことがありました。

それは、「その仕事は鬱のときでも続けられるか」ということです。

一般的な仕事選びというと「好きなことを仕事にする」「やりたいことを仕事にする」というのが世の中ではよく謳われている、理想的なことだと思います。

でも、わたしの場合、仕事が続けられなくなる=病気が悪化することを極力避けるための選択をしたいと思いました。

たとえば、通勤。

わたしは鬱のとき電車の中で過呼吸を起こすことがよくあります。

それでも前職では片道1時間かけて通勤していました。

そうすると、通勤がストレスで朝起きれないということが頻繁に起きるようになりました。

そこで、今回の転職では在宅勤務の仕事を選びました。この変化はとても大きかったように思います。通勤=過呼吸を起こすかも、というストレスがなくなったことで精神的負担はだいぶ軽減されたと思います。

ほかにも、人間関係ができるだけ少ない仕事にしたというのもあります。

わたしにとって仕事で鬱転する主な要因は二つで、「仕事上の失敗」と「人間関係」です。

前者の「仕事上の失敗」というのは仕事の難易度を下げるという解決の仕方がありますが、難易度が下がりすぎても物足りなくなって仕事を継続する意欲がわかなくなるというのを前職で経験して、今回は重視しないことにしました。(もう少し重視すべきだったといま後悔していますが)

後者の人間関係は、一緒に働いてみないとわからないというところもありますが、そもそもの仕事の性質で人に頻繁に接するものなのか、一人でも仕事が進められるのか、職場に人が多いのか、などは事前にわかります。

いまの仕事ではわたしが一日に接する人は上司ひとりだけです。しかもLINEかメールでコミュニケーションが完結します。

このように「鬱のときでも続けられるか」あるいは「いかに鬱転することを防げるか」の観点から仕事選びをした結果、今も仕事が続けられています。

双極性障害で転職活動をするときというのはだいたい躁(軽躁)のときだと思うので、つい全能感から「やりたいこと」「好きなこと」を選びがちだと思います。

でもその仕事が続けられなくなるのは鬱のときです。だから、できるだけ鬱転させる要素を排除すること、もし鬱になっても耐えられる仕事、続けられる仕事選びをすることが大切ではないかと思います。

「その仕事は鬱のときでも続けられるか」は、仕事選びのひとつのキーポイントにしてみてもいいかもしれません。


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