息子からの便りに安堵した日
昨晩の夜更かしが原因か…
夫を送り出した後、再び寝室へ。
モーニングコーヒーより二度寝を選ぶ。
まだ、ほんのりあったかい布団にくるまりながら寝落ちモードへ。
職場のあれこれが気になって、昨晩は、なかなか寝付けず、スッキリしないまま朝を迎えた。
いつもなら、もうすぐ朝ドラが始まるというタイミングで二度寝から覚めるのだが、時計に目をやると、既に9時を回っていた。
今朝は、ちょっと寝過ぎた…
ここまで寝てしまうと罪悪感すら感じない。洗濯機のスイッチもどうしようかと…薄曇りのせいか、やる気も起きない。こういう場合、出勤までの時間をどう組み立てるかが重要。つまり、手抜きをどこでするか…だ。
とりあえず、朝食前にスマホをチェック。
すると、久しぶりに次男からメッセージが届いていた。
『内定出た』
たったひと言。
このパターンはいつもと変わらないが、少し違うのは、言葉の最後に絵文字がひとつ。お気に入りのキャラクターが笑っている。
振り返れば
『今日付けで退職しました』
そんなメッセージをもらって約半年。
あの時は突然すぎて、一瞬固まった。
僕の居場所はここじゃない!と、スパッと決断したのは、本人だから。
まあ、何とかするでしょ、と、思いながらも、内心そんなにクールではいられない。
貯金を切り崩しながら、のんびり構えている息子との若干の温度差を感じつつ、物理的な距離があるおかげで、口うるさい親にならずに済んだ。
とは言え、
息子の生活が見えない分、もどかしい気持ちは膨らむ。
このくらいはいいでしょ、と自分に言い聞かせて、お米を送ってみたり、邪魔にならない程度に「元気にしてる?」と安否確認したり、金銭面ではなく、ちょっとした応援活動はさせてもらった。直接、押しかけるよりは、この方がイイ。
しばらくして、本格的に転職活動を始めたと聞いてから、こちらから連絡をするのを控えた。
同じ関東圏に住んでる娘に全てをお任せして、こちらは大人しく見守ることに。転職経験もあるし、姉の意見なら素直に聞くでしょ。
娘からは、「大丈夫!問題ないから〜」って心強い言葉ももらったし。
そろそろ知らせが来るな…って思ったのは、関西にいる長男から、「最終面接までこぎつけたらしい」との連絡をもらってから。頼れる兄ちゃん姉ちゃんで良かった。
子どもたち三人の繋がりはこういう時に発揮される。
それぞれの想いが、通じ合ってるという安心感で、ふわっと軽くなる。
子どもたちには、それぞれの場所で輝き続けて欲しい。
昨晩、あんなに職場のいろいろが気になってたけど、何だかどうでもいい感じになってきた。
気持ちなんてお天気のようなもんだ。
レースのカーテンから薄日が差してきた。そろそろ自分にもスイッチを入れないと。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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