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【映画記録】ヴァチカンのエクソシスト

2024年2月18日から #AmazonPrimeVideo で配信開始された
#ヴァチカンのエクソシスト を観ました!
2023年個人的ベスト10にも入れた本作。
やはり最高の映画体験でした!

個人ベストはこちらの記事に載せてます。
もしよろしければ。

スタッフ・キャスト

スタッフ
監督
#ジュリアス・エイヴァリー
脚本
#マイケル・ペトローニ
#エヴァン・スピリオトポウロス

キャスト
#ラッセル・クロウ
#アレックス・エッソー
#フランコ・ネロ
#ラルフ・アイネソン
#ダニエル・ゼヴァット

原作
#ガブリエーレ・アモルト

短評

おっきなおっきなアモルト神父が
ちっちゃなベスパに乗るだけで
ルックは満点!オールOK!
なのにしっかり祓うから、この映画は最高なのです。

所感

丁寧かつスムース、
仕事人アモルト神父

本質が分かっていない体制に盾突く
本質が分かる男、アモルト神父(ラッセル・クロウ)
ファーストカット、アモルト神父ベスパで登場(もう最高)
きっちりそつなく仕事をするので
こちらとしてはもう信頼するしかない。

舞台設定から彼の人となりまで描き、
決戦の舞台到着まで30分。実にスムース。

そして
聖職者と思えないガタイxべスパ、
思いついた時点で勝ちです。
冒頭とイタリア出張道中、
そして最後にチラッとこの組み合わせを見せてくれるのが
なんとも憎い。

テンポ・セリフ・演出

103分という絶妙な尺、
ダラダラせずにテンポよく、
セリフも気が利いていて見やすいことこの上ない。
(テンポ良すぎてトマースの初戦はほぼコント)

また、説明臭くなく
「こんな悪魔は強い」というラインを設定し
その後しっかりそのラインを超えてくるので
観てる側も「こ、この悪魔強い…」と腹落ちする。
ましてやあんなに仕事できるアモルト神父を刷り込まれてるので
より緊張感が高まってきます。

今回の敵、アスモデウスとの対決は明確に三回戦で描かれており
ほとんどスポーツです。
誰が憑依されてるかも一目瞭然で、
エクソシストもの初見の方も観やすいと思います。
とはいえ
見慣れている方にも嬉しい演出が入ってますので
ご安心を。

なぜ日本で流行ったか

筆者のTwitterタイムラインは
この映画で大盛上がりでしたが
なぜ日本でウケたか考えてみました。

映画としての作りがしっかりしているので
勿論面白いのですが
日本人が好きそうな要素として
マンガやゲームでよく見る要素が含まれていると思います。

試行錯誤して同じ敵に何度も挑戦、
頼りなさそうな相棒がサイドキックに成長、
自分のトラウマを克服、
ダンジョン探索、
最後は
こんなステージがあと199箇所も!?
というにおわせエンディング。
少年マンガの第一話か読切のようなワクワクです。

ケレン味あふれる画作りも相まって
映画が終わる頃には神父バディが好きになっているはずです。

まとめ

余計なシーンがひとつもなく
編集もきれいでラストも最高。
なにしろアモルト神父がルックからして強すぎるので
安心して観てられます。
同じ座組で続編期待の一本です。
The movie is good.

※写真は公式ホームページより引用


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