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【日記】何てことない一日

飽きるまでたっぷりと寝て、起きたいときに起きて太陽の光を浴びる。
とんでもない平穏と、その平穏の上に成立する幸せを吸い込んで、顔を洗う。

今日は朝から風がひんやりしていて、半袖に重ねて着慣れたパーカーを羽織る。

季節が行ったり来たりするね。
私の知る五月はここまで肌寒いと感じたことはなかった気がする。

まあでも多様性の時代だし、季節が変則的な挙動をすることもあるのだろう。しらんけど。

こういう、毒にも薬にもならない独り言のようなものは、だいたいいつも私の脳内に薄く流れ続けている…。

気分転換と称して、しばらく放ったらかしにし過ぎて、大荒れになっていた髪の毛の手入れをしにいくことにした。


今日の些細な出会い。

美容院の帰りに、スーパーで買い物をして、レジを通り終え、サッカー台でエコバッグに荷物を入れていたときのこと。

不意に、見知らぬマダムに声をかけられた。私あるある。

「卵のこのみどりのやつ、いらないと思わない?」

緑の…やつ?

「みどり…?」
「ほらこれ。めくるの大変でしょう」
「どれだろ?賞味期限のシールのことです?」
「そうそう」

マダムはその手を止めることなく、自分の袋に買ったものを詰めながら、ラフな感じで話し続けている。

誰かと間違えているのかななんて思いつつ、私は別に気にしないので気軽に応じてみる。

「全然めくれなくてねえ。ないほうがいいのよ」
「へえ、考えたことなかったなあ」
「あなたはまだ若いから、そんなこと気にならないわね」
「あはは」←適当すぎる笑い

なるほどな、確かにマダムには小さすぎるシールは、ちょっとめくりにくいかもしれないな。

「ほな、私が全部取っといてあげましょか!」とでも言おうか、いやでも賞味期限わからんなるかもしれないしな、ということを数秒悩む。

マダムは、こちらの反応を特に気にしているような様子はない…それならいいか。

こんな具合に、なかなか適当なものなので「私も頑張って剥がしますね」とか何とかよくわからないことを言って、マダムにさようならを告げてスーパーを出た。

こういうときに物怖じすることなく、何なら嬉々として応じられる自分が、結構好きなんだよなあ!


アウトプットに注力するのはいいのだけど、書くことに傾きすぎていて、その他にしたいと思っている映像編集や事務作業になかなか手が届かない。

走り出したら、大抵のことは一気に片付くのだけど、スタートするまでが万事遅いのが私の最近の欠点である。

とりあえず、お風呂に入ろうね。とりあえず、ね!

今日も今日とて、こんな感じの何てことない一日でしたとさ。

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