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【日記】好きな音楽とディズニーに行ったときの話

天気予報をみて、予想はしていたけれども本当にびっくりするくらい急に冷え込んで、心身ともに衝撃を受けている。

「わあ、秋だなあ」って期間、本当に短かったな。
地球に人類が試されている…!

その上、すっかり肩こりが悪化して困っている…そんな冬の夜。

そうだよね、もう11月も半ばに近づいているしね。冬にもなるよね。

暑いよりは寒い方がずっと良い派なので、首を縮こまらせながらイキイキはしている私です。


肩こり悪化の原因は間違いなく、ひたすらぽちぽちと画面に向き合っていたせいなのだけれど、それでもまあ指の動く限り、頭の中に言葉の浮かぶ限りはぽちぽちしておきたいところ。

考え事しながらお手洗いに行き、お手洗いの中で「!」となって、出てきて手を洗ってキーボードに向き合ったら思い浮かんだアイディアが吹き飛んでいて、自分のポンコツ具合に笑ってしまう。しっかりしてくれぇ!

そんな今日も今日とて、YouTubeでいろいろ音楽を流しながら過ごす。

ラジオもいいんだけどね、今日はYouTubeの日。

先日ディズニーの世界にお邪魔してきたこともあって、ディズニー音楽を耳が欲する。

いろんな動画はあれど、一定期間を経るとどうしても、こういう無伴奏を含んでのびのびと歌う感じの音楽に戻ってくる。

海外の方のリズムの取り方、自分にはなかなかできないやり方なので聴いているとドキドキする。いいなあ、こんな風に歌えたら楽しいだろうな。

この、「一人ではできない」ところがコーラスの好きなところ。

集団行動は、少々苦手なタイプではある。
それでも、いろんな人生背景を持った人が集まって、一つの音楽を組み上げる楽しさを知っているから惹かれる。

これも、大好きな動画。
Voctaveというグループの、完全無伴奏の演奏。本当に何度も何度も聴いている。

何なら、過去にも紹介したことがあるかもしれない…。
ポンコツゆえ記憶が曖昧だ。でもいいの!いいものは、何度聴いたっていいんだから。

女声の抜ける高音が素晴らしい。それをしっかり支える、安定した男声も素晴らしい。本当に何度でも聴いちゃう。

音楽は、良い。
無伴奏音楽は特に、私にとって必ず帰ってくる「どうしても好きな音楽」だ。


そうそう。
先日行ったディズニーでのこと。

出不精だけれど、ここぞとばかりに張り切って行ったんです。珍しく早起きして、気の置けない人と久しぶりのディズニーシーへ!

こういうのは全力で楽しむ人なので、ウキウキと被り物も被って、クリスマスに染まり出している雰囲気を満喫。

あいにくの曇天だったけど、気にしない!

園内をうろうろしながら、目に入った浮き輪まんも食べて、気ままに散策。

ただ歩いているだけで何だか楽しいんだもんなあ、ディズニーマジック恐るべし。

40周年やったんや!と、
食べるときに気がつく適当さ。

そして、どうしても乗りたかった「ソアリン ファンタスティック・フライト」へ!

乗ったことがないから乗ってみたい、くらいのテンションで行ったのだけど、簡潔に言って「すごかった」

感受性のアンテナおばか人間、めちゃくちゃに感動して終わる頃には号泣してた

ディズニーのアトラクションで泣いたのは流石に初めてだった。

アトラクション自体は、大きなブランコ状の椅子に座り、映像を楽しむタイプのもの。
ふうんこんな感じかーと開始5秒で思った矢先、その「ふうん」はあっけなく打ち砕かれた。

映像に合わせて、座っているライド部分が動いて、匂いがして風を感じる…。

はああああ、今の技術はここまで来たのかと驚いた。

驚きついでに、何に心が動いたのかというと目の前を流れる映像の美しさと、この美しい映像は「この世のどこかに実在する」ということ。

さらにいうと、その「実在する美しい景色を、私は実際に見ることなく人生を終えるんだろうなあ」という漠然とした物惜しさだった。

夢と魔法の国で考えることじゃない。笑

それでも、そういう諸々を含んだわあああ!という感動に全身を巻かれた。

アトラクションが止まって明かりがついた瞬間、思わず全然知らない隣の席の海外マダム(娘さん2人とのやり取りで、フランス語を話してるなあと序盤に思っていた)と、顔を見合わせて感動を分かち合った。

マダムはフランス語をある程度並べた後、英語で「アメイジング!」とか何とか言っていた。私は「すごかったやんなあ!」と泣きながら大阪弁で返した。

とんでも自由なコミュニケーションである。
感動は言語の壁や国境を越える…!(?)

アトラクション一つで、そんな人生の機微に触れる良い体験をした。

別れ際、ちょっと格好つけて「Have a nice day!」と声をかけて「You too!」と返してもらい、鼻を啜りながら優しい世界を噛み締めた。

写真を撮り忘れて、帰り際に
花火の咲く中を急いで撮った一枚。

そこから、いろいろまた彷徨って少し並んだら乗れるような乗り物に乗って、疲れて休憩するべく、ホットワインを飲みに園内のお店に入った。

じわじわ冷えてきていたので、ミニーの被り物で首から上の暖を取りつつ…。

ポテトをつまみにホットワインを嗜む。
めちゃくちゃ美味しかった…!


そんなとき、不意に聞こえる「先生?」の声。

──どういうこと?そんなことある?

関西に住んでいるはずの、教え子に見つけてもらった。

ミニー被って、ホットワインを飲んでいる非常に浮かれたプライベートな状況だったけど、驚きすぎて大笑いしたし、もはや感動した!

卒業後も度々連絡は取って、たくさん話しもしてきた子だったのだけど、本当に「そんなことある?」の偶然だった。

どれだけの偶然を重ねたらそんなことが起きるんだ?!本当に「奇跡」すぎて面白かった。

恐ろしいくらいの運命の巡り合わせ。
楽しくなってそのまま1時間ほど話し込んでしまった!お付き合い、ありがとうね。

あの時間は、上手く言えないのだけど、人生何度目かわからない「教師をしていてよかったな」と思う瞬間だった。久々の感覚。

普通、見かけても話しかけなくない?
だって高校の元担任だよ?笑

街中で、面白がって写真撮られたことはある(やめてください!)けど、よもやディズニーの中で声をかけてもらえるなんて。

たまらない気持ちになった。

たくさん話して、最後は思いきりハグをして「また会おうね、次は連絡取り合って!」と笑って別れた。

帰り道、胸がいっぱいになった。
一日で、人生の機微に触れすぎである。感動祭り。

さすが夢と魔法の国…!

充実の時間だった。たまらん!

縁って、不思議なものだ。

何もいい感じにまとめられないくらい、今思い出してもニコニコしてしまうのだけど、ただただ「大切にしたい縁」は、この先もずっと大切にしたいなと思った。

YouTubeからの音楽は止まらない。

聞くともなく聞きながら、感動は今なお、私の中で流れ続けている。

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