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【日記】自分のルーツのひとつを辿る

今日は朝から天気が良くて、心地よい日だった。

近所に、まだ行ったことのないブックカフェのようなお店があると知って、気が向いたので行ってみることにした。

駅からは少し離れたところにあったそのお店は、土曜日の昼時でもそんなに混んでいなくてとても良い雰囲気だった。

いわゆる小説と括られるようなものは蔵書になかったのだけれども、絵本やいろいろな専門書に紛れて児童書が並んでて思わず手に取ってしまった。

私の読書人生の「入口」になった一冊。

「いやいやえん」の横に、「エルマーのぼうけん」があった!

どこで読んだのがきっかけだろうと懸命に思い出してみた結果、小学校低〜中学年頃の国語の教科書に、この「エルマーのぼうけん」の要約か一部抜粋が載っていた気がする。

それを読んで、自分でも冒険物語を創作してみよう!といったような趣旨の授業を受けたような…受けてないような…。

何はともあれ、何かしらの授業をきっかけに触れたのがこの作品だった。
「読む」ということに興味を持った私は、この続編に「エルマーとりゅう」「エルマーと16ぴきのりゅう」があることを知り、嬉々として全部読んだ。

今思うと、「読むこと」の楽しさを知ったきっかけの一冊だったように思う。

ある意味そこで知った楽しさのおかげで、私は国語の教員になったようなものだから、「読むこと」に関する記憶は自分のルーツのひとつである。

「エルマーのぼうけん」を皮切りに、「ナルニア国物語シリーズ」や「大きな森の小さな家シリーズ」、ガンバとその仲間たちが活躍する「冒険者たちシリーズ」、果ては「あゝ無情」にまで私の活字欲は及んだ。

こうして振り返ってみると、私が読むことの基盤に置く作品は訳された海外の作品が多いのだなあ…、という新たな気づきを得る。面白い。

俗にいう「エモい」気分を味わいながら飲むコーヒーは、格別だった。

そんな5月最後の土曜日。

昨夜は寝付くまで、自分がこれまでに書いたnoteを読み返してみた。

…油断すると、何だか同じようなことを書いている(特に日記や画像を添えた一言投稿の日!)気もしたけど、それでもそれが「その日感じた一日のまとめ」ならそれもまた然り、という気持ちにもなった。

書いている人間は一人で、感じることにもそんな差は生じない。
何度も書くことは、それだけ自分の気づきや思うことがそこにあるのだろうなと、自分の中に「ニンゲン」を見た気がして少し面白かった。

今夜も、昨夜の続きを読み返しながら寝ようと思う。
…ときどき見つける、誤字脱字をこっそり訂正しながら!

あ、あと自分用メモとして、教員周りの記事を一つのマガジンにまとめておきたい。…明日以降の私、頼んだ!

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