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文学フリマ東京36に参加しました

昨日5月21日、文学フリマ東京に参加してきました!
昨年11月ぶりのイベント参加でした。
せっかくnoteも始めたので、たまには感想など残してみたいと思います。

◇開催情報

名称:文学フリマ東京36
日時:2023年5月21日(日)12:00~17:00
場所:東京流通センター
公式HP:https://bunfree.net/

文学フリマ東京 運営さんの公式Twitter


今回の来場者数:
出店者・一般来場者あわせ約11,279人
(出店者: 2,826人・一般来場者: 8,453人)

https://bunfree.net/event/tokyo36/

◇当日の様子ざっくり覚え書き

朝から晴天!五月晴れの日曜日でした。
というかむしろ暑い!!
熱中症予防の水分とブース内で食べられる軽食を買い込んで、のこのこと流通センターに向かいます。
会場に到着したのが、11時半頃。
(ちなみに出店者受付は10時から)

開催までの30分で設営を終わらせて……

開幕時の設営

……いや、終わってない!
この後あわてて値札を出したり名刺を出したり、しばらくバタバタしてました。毎回恒例です。

今回お隣になったフォロワーの一福千遥さん(@ichihukuchiharu)に軽くご挨拶したり、前を通りかかる方に声を掛けたりしつつ、基本的にはのんびり過ごしてました。
そういえば反対隣さんには挨拶しそびれてしまった……
フォロワーさんが訪ねてくださったり、足を止めて無料配布や頒布物をお迎えくださったり、絶えず賑やかでした。ありがたや。

タイミングを見計らってもぐもぐタイム。
余談ですが、神無月がイベント時に持ち込む昼食は
・手軽に片手で食べられる
・こぼれない
・頑張れば早食いできる
・食べかけを中断して袋に戻せる
という基準で選んでいきます。だいたいコンビニのおにぎりかパン。今回はランチパックにしました。

◇感想(出店側)

・人が途切れない!

さすがの来場者数過去最高とあってか、ずーーーーっと賑わっていた印象。
神無月のスペースは入り口から入って、奥というほどでもない中の方だったので、混んでる!とまではならないものの、たまに人の波が前を通っていく。

MAP見返したら本当に真ん中らへんでしたね

ほどよい混み具合で、あとは通路もわりと広めだったためか、そこまで足を止めにくい雰囲気でもなく、
気になったっぽい風情の人に
「どうぞお手に取ってくださいね」
って声を掛けると、近くでゆっくり見て下さったり配布を持ってってくださったりすることも多かったです。
あとはコロナ中にあった「触れることへの抵抗」が薄れた感じはかなりあったかな。見本とかでも手に取りづらかったですしね……

・留守にしづらい

また、人がなかなか途切れないので
「空いたのを見計らってちょっとお留守に」がいつもより難しかった感はあります。
幸いにも、今回はたまたまフォロワーさん(しかも交流があり、知らない仲ではない)がお隣だったのもあり、
ここは1人サークル同士の助け合い!と、お互いタイミングずらして、外す時には声を掛け合って、留守中も完全ノーガードにはならなかったのがとってもラッキーでしたが、
でも、お迎えのチャンスはできるだけ逃したくないじゃないですか!
サークル主がいないと当然ながらお買い物は出来ないので、
「あーお留守か、またあとで来よう……」
と思ってそのまま再訪しそびれることが多いのは経験則で分かってます。というか私もやりがち。
というわけで、自分の外出は最小限でした。

・客層が豊か

本当にいろんな人がいらして……
カップルらしき二人連れや、中高生くらいの若い集団、それにご家族連れも多々。
最初は「文フリも大きくなってきたし、タダで入れるからって冷やかしも増えたか……?」なんて警戒していましたが、案外しっかり見てくれてましたね。

神無月は児童文学好きなのもあって、作品はお子さまにも安全安心の一品なのですが
(特に『はざまの森』は多分小学生から読める)
タイトルや表紙・ブースの見た目だけではなかなか伝えにくいのが難しいところ。
客層を広げたいなと画策中です。

・フォロー外の方の購入が多め

ここ数回……いや、数年で一番といっていいくらい。
「フォロワーさんじゃない方」にたくさんお迎えいただきました。
いや、名乗ってないだけのフォロワーさんかも分からないんですけど!
でも初めましての方が多かったように思います。

・既刊が人気

『はざまの森の魔法使い』3巻セットが一番人気。
ああいう基本一期一会な場であるためか、「セットでください」がわりと多い。
セット割作戦も効果あるのかも?
(1巻300円+2巻400円+3巻400円→3冊セット800円)

初めて製本した作品でもある『永久の翼』が複数お迎えされたのも嬉しかったですね。
なにせ昔のなので少し気恥ずかしさはあるものの……でも嬉しさの方が上です!

何よりびっくりだったのは、ここ数年動いていなかった「舞台脚本版」が3冊まとめてお迎えされたこと!

舞台脚本版3冊

そりゃびっくりしますよ。
だって机の上に並べてなかったんですよ!(おい)
「これのシナリオ版あるんですか?」
「エッシナリオの方ですか?どれがいい……エッ3冊とも!?アッ小説版も!?エッ6冊!?ほんとですか!?」
びっくりしすぎてかなり挙動不審になる神無月。
6冊合わせて五千円位するんですよ?
しかもB5判なのででかいし重い。
神はいた……

フォローしてくださってる方だったのか、もしくはWebカタログを見てくださった方なのかな、と思いました。本当ありがとうございます……!

Webカタログ

https://c.bunfree.net/c/tokyo36/h1/K/30


・捌けないアンソロジー

逆に、今回久々にイマイチだったのが「本と○○アンソロジーシリーズ」のアンソロジー達でした。

不甲斐ない主宰で申し訳ないです~

まあ、今までの傾向から言っても大きくて重たい本はなかなか持って帰りづらいので……その辺は、あるかな……
そして、短編集が多いエリアでもなかったため、通りかかるお客さんの傾向として
「短いさくっとした話」「たくさん入ってるお得感」は、今一つメリットになりづらかったのかも。
手が回らずアンソロジーの宣伝が今回ほとんどもできなかったので、その辺も考えないといけないですね。

◇感想(購入者側)

・人が多い

特に出入り口付近、それと入り口から真っ直ぐ左右の島端通路(Aブース・Zブース~ターリー屋さんの前)は混雑がすごくて、歩きにくいくらいでした。
壁サークルA・Zの皆さんはちょっと足が止まりづらかったんじゃないかな……
あとはフォロワーさんのブースに絶えず人がいて、物陰から様子を伺う不審者になったりもしました。

・広い、広すぎる

先述「留守にしづらい」と関連しているこれなんですが、
流通センター第一展示場+第二展示場Fホール
合計約1600ブース は マ ジ で 広 い
ぜんっぜん回りきれず(というか把握すらしきれず)
終わってから「あっあの人参加してたんだ!」が多々発生。

自分のブースを離れた30分で行けたのは
お手洗い+自販機+目掛けて行った5ヶ所+その近所
くらいなもの。
自分もいるしフォロワーさんも多いファンタジーエリアを中心に
SFとエンタメ、あと歴史をちょこっと覗けた程度。
詩歌やエッセイはほとんど見られてないし、
第二展示場に至っては足を踏み入れてすらいない体たらく。
クルミドコーヒー……久し振りに飲みたかった……

それを言えばコミティア(ビッグサイト)なんて毎回もっと広くて、文芸エリアしか見てないくらいなんですが、
「思わぬ出会い」が欲しい神無月としては、少し寂しいかな……

・楽しい!!!!

とかなんとかは言いつつ、
やっぱり、リアルイベント、めっちゃ楽しい!!

知らないブースの間をぶらぶらと歩くのが好き。
普段じゃ絶対に出会わない、知り合わない、Twitterで出会ってもフォローするか分からないような人と出会ったり。
今まで興味持ってなかったジャンルの本にふっと目が吸い寄せられたり。
特殊装丁や特殊紙に「こんなのあるんだ!」ってなったり。
そういうのがあるから、イベント参加はやめられない!

せっかくなので、今回の文学フリマでお迎えした本の写真も追加しておきます。

#文学フリマで買った本

◇今後のはなし

次の文学フリマ東京37は11月11日(土)
なんと初の第一展示場+第二展示場 全館使用とのこと!
神無月はお休み予定なのですが、一般参加は行けたら行くかも。

次のサークル出店での参加は、
おそらく秋のCOMITIAになります!
まだ確定してないので、決まり次第noteやTwitterで告知したいと思います。
それまでは通販をご利用いただけると嬉しいです。

では、また!

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