見出し画像

妻との距離がわからない 40代男性へ

大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。

幸せなご夫婦、幸せなご家族をこの世に増やすため、尽力しております。


令和6年は、大変な幕開けでした。

阪神淡路大震災と大阪北部地震を経験している私には、能登半島地震の映像は耐え難いものがあります。

日本の中で、絶対的に安全な場所など どこにもないことを痛感します。

個人の力など微々たるものですが、いつ来るかもしれない、我が身に降りかかるかもしれない天災に、心の準備だけはしておかなければなりません。


大変な時ではありますが、まずは健康が第一です。

どのような時でも、自分の体の健康と心の健康が最優先。

心と体は密接な関係があるので、互いに影響し合います。

私はメンタルが激ヨワなので、辛いことがあったら すぐに体に出ます。

風邪をひいたら、真っ先に喉が痛くなり咳が出て発熱……というワンパターンの経過を辿る……。

被災者になったら、おそらく最も手のかかる厄介者になることでしょう。

だから日頃から無理をせず、「これ以上はヤバい!」と感じたら、自分の健康が最優先!

つまり、人付き合いは決して良くないです。

この年になったら、他人から どう思われようと、あまり気にしません。

いざとなったら、自ら身を引いて離れればいいだけですしね。


とは言え、家族とは そうはいきません。

特に、配偶者である妻とは、生涯付き合っていかなければならないのです。

だから、時には「面倒くさいな~」と思いつつも、折り合いをつけながら暮らしていく必要があるでしょう。

でも「面倒くさい」と思うのも、日々が平和だからかもしれませんね。

天災や事故など、非日常のことが起きると、「妻がいてくれて良かった」と思うに違いないからです。

東日本大震災の際も、婚活をする人が増えたと聞きました。

いざという時のために、パートナーが必要だと感じた人が多かったのでしょう。

多くの異性の中から たった一人の人を結婚相手に選ぶ。

縁と勢いがあったということです。

だからこそ、その時の思いを忘れてはいけませんね。

もちろん、100パーセントを求めるのは無理があります。

人間は どこまでいっても不完全ですし、それはお互い様です。

だからこそ、お互いがお互いを思いやって、助け合っていきたい。


離婚して、別の人と結婚したとしても、うまくいく保証はありません。

おそらく、違う悩みが浮上してくるはずです。

浮気をしていた人が、離婚して浮気相手と結婚したとしても、前婚の妻の続きで結婚生活が続けられるわけではないのです。

今の妻となった かつての浮気相手とは、浮気だったから うまくいっていたのかもしれません。

今の時代は、浮気に とても厳しい目を向けられます。

世間からも、身内からも。

近い将来「こんなはずではなかった」と思うことも、1度や2度ではないはずです。

だとしたら今、目の前の人と うまくいく道を模索した方がいいですね。


いつの時代も、どんな時も、今が一番大変かもしれません。

子育ても、いつでも今が一番大変だと言いますしね。

我が子が赤ちゃんの時は、幼稚園に行き出したら楽になる。

幼稚園時代は、小学生になれば送り迎えがなくなるから楽になる。

小学生時代は、中高生になれば自分の世界を持つようになるから楽になると考えます。

高校を卒業しても、就職や進学、自活、結婚のことで、子どもを気にかけねばなりません。

子どもについて、心配がなくなることはないのですね。


そしてそれらを、仕事をしながら一人で背負うには負担が大きすぎます。

やはり、仕事も家事も子育ても、妻と協力し、思いや やるべきことを共有していくのが、今の時代に合っていると思われます。

過ぎてしまえば、多くのことが いい思い出になるのではないでしょうか。

とは言え、今 子育て真っただ中の方は、そんな風に考えている余裕がない。

とにかく、時間が足らない。

妻が、もっと協力してくれたらいいのに。
家のことは、妻が担ってくれればいいのに。
自分の方が大変だ!

どうしても、そのように考えてしまいますね。


でもおそらく、妻も同じです。

夫が、もっと協力してくれたらいいのに。
家のことを、もう少し負担してくれればいいのに。
私の方が大変だ!

妻は、そのように考えているかもしれません。


あなたの妻が、理由がわからず不機嫌になることはありませんか?

それは、あなたへのSOSです。

「察してちゃん」は困るのですが、だからといって あなたも黙って不機嫌アピールをしていては、子どもに悪影響です。

あなたの不機嫌アピールに、妻が察してくれることはありません。

だとしたら、冷静脳を持っている男性の方が、先を見据えて 妻との関係を考えてみてほしいのです
(女である私からのお願い^^)。

妻が不機嫌アピールをしてきたとしても、「今日は、アレかいな?」と思って、サラッと受け流していただけないでしょうか?

そして、妻の要望が取るに足らないことであれば、すぐ動いてくださいませんか?

そんな夫に、妻は尊敬するようになるでしょう。

気の長い話かもしれませんが。

あなたなら、できる!!!


子育てが終わった暁には、「あんなこともあったね」と、ご夫婦で語り合える日が来ますよう、応援しています。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?