見出し画像

夫婦間の夜の生活に悩む 40代男性へ

大阪府高槻市での夫婦関係修復専門
カウンセラー行政書士の木下雅子です。

幸せなご夫婦、幸せなご家族を世に増やすため、日々活動しております。

私たちは、幸せになるために生まれてきました。

そして、幸せになるために愛する人と結婚したのです。

今、その結婚生活は幸せでしょうか。

「結婚生活って、こんなもの」
そのような思いを持って、日々流されるように生きていませんか。


私は、夫婦関係に悩む人のお話しを、日々お聞きしています。

世の中に2人同じ人がいないように、悩みも千差万別。

とはいえ、分野的には、皆さんが同じことに悩んでいると感じています。

夫婦は、様々なことでケンカをします。

お金のこと。
子どものこと。
仕事。
家事。
親戚や近所づきあい等々。

ふたりの主張や考え方が合わないから、ケンカになるのです。

その根本をたどっていくと、「性の問題」に行き着くことになるでしょう。

結婚したら、セックスは配偶者としかできなくなります。

それなのに「夫婦間でのセックスが充実している」と堂々と答えられる人がどれだけいるでしょう。

多くの男性が「妻とのセックスがうまくいっていない」と感じているのではないでしょうか。

なぜ、そうなるのか?

「恋人時代はうまくいっていたのに」

そう思う人も、少なくないでしょう。


恋人時代は、デートする日に合わせて、体調を整えることができました。

デートする時間に向けて、愛する人と結ばれることを思い浮かべ、自分で気持ちを盛り上げていくこともできたでしょう。

彼女に好かれるために、努力も惜しまなかったに違いありません。


でも、結婚してからは、家に帰ったら いつでも妻がいるのです。

家族になった安心感もあるのでしょう。

別に今晩セックスをしなくても、しばらく会えないわけではありません。

「ま、明日でもいいか」ということになるかもしれません。

気遣いも、少しずつ減っていってしまいます。

毎回同じ相手なのですから、ときめきも感じないし、ドキドキ感もないでしょう。


とはいえ、性欲がなくなってしまったわけではない。

セックスの回数が減ったとはいえ、全然ないのは困る。

だから、セックスの中身がおざなりになってしまう……。


それは、妻にも伝わっています。

夫は、私を大切にしてくれない。

大切にしてくれない人を、私も大切にすることはできない。

夫は私を求めても、単なる性欲の解消手段だと思っているのではないか。

でも、子どももいるし、離婚するのは早計すぎる。

そうして、形だけの夫婦になっていくのです。

お互いにとって、とても寂しいことですね。


あなたは、どうしたいですか。

このまま現状維持を続けて、少しずつ状態が悪くなっていくのを「仕方ない」と何も対策を打たずにいるのでしょうか。

それとも、現在の状況を変えるべく、本来あるべき姿に近づけようと、ご自身が変わる決意をなさいますか?

どちらも、あなたの選択です。


まず、あなたにお聞きします。

セックスは、男性と女性、どちらのためにあると思いますか?

話の流れから、女性のためにあることが お分かりいただけるかと思います。

でも、私がお話をお聞きした男性の多くは「セックスは、男のためにある」とお考えでした。

だから、女性とのセックスで好き勝手なことをしてしまうのです。


なぜ、そのようなことをしてしまうのかと言うと、アダルトビデオ(AV)の影響が大きいでしょう。

AVは男性がマスターベーションのお供として、商売のために作られた現実感のない内容になってしまっています。

実際そのようなことをされて、妻が喜ぶはずないのですが、そんなことは誰も教えてくれません。

妻としても、気持ちの良くないセックスをなど したくはありません。

が、相手をしてあげないと浮気されるのは嫌だし、翌朝 夫の機嫌が悪いのも困る……。

だから仕方なくセックスの相手をし、さっさと終わってほしいから感じたふりをすることになります。


夫としては、とりあえず性欲の解消はできました。

妻としては、これまた とりあえず妻の役目を果たしました。

そうして、形と義務感だけのセックスが続いていくのです。

それでも、婚姻関係が続いている限り、書類(婚姻届)上では夫婦です。

このまま、現状維持の状態を続けて、表面上は波風を立てず、真の問題を見て見ぬふりして過ごしていくこともできるでしょう。


近い将来、子どもが成長し家を巣立った後も、夫婦で過ごしたいと思いますか?

あなたの定年後も、妻は あなたと共に過ごしたいと考えてくれるでしょうか?

婚姻関係20年以上の熟年離婚は、離婚全体の2割以上を占めます。

50代で、夫の定年退職後に退職金を折半の上、離婚に向けての準備を始める妻は、決して少なくないと言います。

事実、子どもを育てるという共通の目標がなくなった夫婦が、一緒にいなければいけない理由はないでしょう。

経済的な問題がクリアされるのであれば、妻が「これからは、自分の人生を生きたい」と一人で生きる決意しても、何の不思議もありません。


もし あなたが、妻と生涯添い遂げたいとお考えならば、今から その心づもりをしておいてください。

そのために今できることは、しておかなくてはなりません。

「夫婦間のセックス」が、そのカギを握る一つになることでしょう。


ここまで読んでくださったあなたが、充実したセックスライフを送り、身も心も幸せを感じることができるよう応援いたしております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?