無言❌言葉にならない❌通じる想い

研修の時気にかけてくれてた先生に会った。

なんか、院内にいると高確率で会う気がする。

優しいんだけど、体調のことが会話に出たら、私は「どうでしょう」とか、「まぁ」しかし言えなかったな。

突き放そうとしたのではない。ただ、つい出た言葉が「どうでしょう」とか、言葉が出ないから「まぁ」と音だけ絞り出したのだ。

最後、私がトーンの違う「まぁ」を三連発で発したあと、彼は仕事に戻っていった。

聞かれても、自分でも分からない。

そして、彼のいる科が関わる前の初動の遅れ・寛解導入回避が1年以上回復を遅らせるという大きな被害を出している。

科が違い、彼の責任ではない。

それでも、彼が所属する病院での出来事。

「悪いことしか言えないのならば、何も言うな」

有名な教えに忠実に口を閉ざしたわけだが、口を閉ざしすぎてもまた、結果はイマイチな気がする。

彼も病人の気持ちが分かる人だ。

きっと、私が何も言わないのではなく、何も言えないのだと分かってくれてることを願う。

追記:彼がおそらく私と少し似た経験があるのではないだろうかというのは、ある程度は憶測なのだけれども...

同じ穴の狢というのは、おそらくお互いが、こう惹かれ合う。変な意味ではなく、類似経験が有る者同士にしか感じ取れない、同色のオーラを察知するのではないだろうか。

少なくとも私は、なんかホッとする。分かってくれていると感じることがある。

高校生の頃ある友人といる時も、一緒にいてホッとした。理由は追求せず、私の想像とは違ったけれども、彼女が私の置かれた状況や経験を言葉にせずとも理解できる理由があった。なぜか分からないけれども、良く会ったり、なんとなくホッとする人、なんか縁がある人は大切にしたい。

私にそれ、できてるかな?

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