半導体バブルとは言うけれど
先月、台湾の大手半導体企業の工場が熊本県に開所しました。
TSMC (Taiwan Semiconductor Manufacturing Company) :台湾積体電路製造。
新たな雇用、町の活性化など、期待される面がメディアで取り上げられるのですが、関連するニュースを見ると、ちょっと複雑な気持ちになるのです。
半導体と言えば、暮らしの中のデジタル製品に不可欠な存在。
かつては半導体の大きな世界シェアを誇っていた日本が、税金を使って台湾企業を誘致しているということです。
この背景には、様々な要因があったのだろうけど、あるメディアでは「かつて半導体分野に投資しなかったツケを日本は今払っている」ということを言っていた。
私自身、外資系企業で働いていたので、共同で研究、開発等していくのはいいとは思うんだけど。
浮かれた話ではなく、ここが日本の踏ん張り時という感じがして、気が引き締まる思いがするのです。
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