トモエ

つくること | 武蔵野美術大学 基礎デザイン学科卒

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最近の記事

日向坂46 齊藤京子というアイドル

推しがグループから卒業しました。私は、日向坂46の齊藤京子というアイドルを推していました。本当に彼女に出会えてよかったです。齊藤京子を推した時間が人生の中にあってよかった。それくらい、魅力的なアイドル、アイドルの中のアイドルと言える存在だと思っています。ここからは私のとっても主観的な推していた頃の話をさせていただきます。 (以下、「きょんこ」と呼ばせてもらいます) きょんこは、けやき坂46の時代からグループを引っ張ってきた存在で、日向坂46に改名してからも、常にグループの中

    • 4年前を、思い出していた

      私にとって、美大は憧れの場所でした。 勉強しかしてこなかった私の手にはきっと届かない。憧れや希望だけで、あらゆる唯一無二のものを持った人たちに敵うはずがない。それでも、教わりたい方がいて、そこに根付く考えを覗きたくて、ここにしかないものがあると確信してしまった日がありました。 私のまんなかには、長い間変わらない夢があります。これまでもずっと、そのための選択をしてきたつもりでした。だから、どんなに遠い遠い涯でも、私はそこに行きたかった。支えてくれたたくさんの方々のおかげで、憧

      • 「色日記」を1000日描きました。

        「色日記」という日々 私は2021年5月23日から2024年2月16日までの1000日間、「色日記」という制作をしました。 1日1枚、その日に起きたことや感情などを思い出しながらタイトルをつけ、そこから絵の具(アクリルガッシュ)を3色選び、画用紙に乗せてさっと描くという制作でした。色で描く日記、なので「色日記」という名前をつけました。 始めたきっかけは、パンデミックでした。同じような毎日が続いている中で、美大に入って1年が経過した頃、私の中に何も得意なこと、他の人よりもで

        • 卒業制作という1年間

          今までいくつか、卒業制作とか、制作についてのnoteを書いていたのですが、卒業制作の制作自体を振り返ることをしていなかったなと思ったので、書きます。これは大きな反省文でもあります。よろしければ、この未熟な私がどう卒業制作に向き合っていたのかをご覧いただければ嬉しいです。 今までのnoteはこちら。 決めたこと卒業制作に向き合うにあたって、私が心の中で決めたことが3つありました。 ・毎日学校に行く ・毎日手を動かし、スタディもちゃんとやる ・卒業制作に対して金を惜しまない(

        日向坂46 齊藤京子というアイドル

        マガジン

        • 卒業制作
          5本

        記事

          デザインは、生きることのような気がする

          デザインの仕事をしている友達と話をしていたときのこと、「あなたの思うデザインって何? 4年間を通してデザインって何だった?」と聞かれて初めてそういえば今まで学んだことなどを言語化していなかったなと思ったので、現段階で今の私が考えているデザインについてを書き留めておきます。きっとこれは流動的に変わるものかもしれないし、根底にあるものは変わらないままアップデートされるものかもしれないけれど、とにかく今は今だと思います。 まず、デザインはとても身近なものである、というところから始

          デザインは、生きることのような気がする

          あなたの横でまたシャッター切る

          どうして私は写真を撮るのかなと思いまして。使っているiPhoneは最新のいいものなのに、わざわざちょっと重いカメラを出かける度に持ち出して、シャッター切って、Macに入れて編集をしなかったりしたりする。印刷をしない時の方が多くて、SNSにあげない時も多くて、ひっそり1人で見ている時もあって。 純粋に写真を撮る行為が好きという説。これは正直にそう。そこではなくて、ではなぜ写真を撮るのが好きなのか? 写真を撮るという行為について考えてみる。私にとって写真を撮るというのは、「記録

          あなたの横でまたシャッター切る

          今日のために生きていた自分がいた、だから私は今日を生きるらしい

          今日も、何事もなかったみたいに穏やかな天気で、日差しが暴力的に強いのにあたたかくて、そんな現実がどうしても喉につっかかった何かに邪魔されて飲めないから、新作のフラペチーノを飲んで考えています、この1年のことを。 卒業制作展が終了し、昨日と今日で撤収も終え、本当に全てが終わりました。幕を閉じました、みたいな綺麗な言葉では言いたくもないような。私たちが作業をしていた、元のただの教室に戻った部屋を見て、なんだかこの教室自体が特別にすら見えました。設営をして、それが展示部屋になって

          今日のために生きていた自分がいた、だから私は今日を生きるらしい

          また逢ってください、夢の中で。

          ずっと、夢の中にいるみたいでした。夢を見ているみたいでした。 初めましての方が足を止めて見ていただいて、また私の大切な人もたくさん来てくれて、それもより夢の中みたいな心地で。この4日間のことは忘れません。 たくさんの方に見ていただけて、とても嬉しかったです。幸せでした。展示期間中は長い時間展示室にいたので、自分が作ったものを真ん中にして、この瞬間に縁が点で交わっていくのを目の当たりにしました。休憩などで抜けることでその瞬間を一つでもこぼしてしまうのが嫌になるほどでした。キ

          また逢ってください、夢の中で。

          ありがとうの最上級がずっと知りたい

          明日から、卒業制作展が始まります。 ここまで、毎日が本当に長くて、でもずっと幸せで、制作に向き合えたことがずっと、私にとってこれだけが救いでした。ここまで私が1人で手を動かし続けられたのは、私のことをそばで支えてくださった、私の大切な方々がいてくれたからです。 この1年、ずっと、刺繍をしている間、いろいろな人の顔が私の頭には浮かんでいました。今なにしてるかな、元気かな、今度会えるのが楽しみだな、とか。特に私の近くにいてくれるみんながいるから、私がここにいられるのだという事

          ありがとうの最上級がずっと知りたい

          終わりを見届けられる、または自分で決められる幸せだとか

          今日12月27日を以って、年内の大学入校日が終わりました。ついにここまで来てしまったな、という思いもありつつ、終わることへの寂しさを感じられる贅沢さを噛み締めてもいます。少し、ここ最近のことを忘れないうちに書いておこうと思います。 直近でまず言いたいのはゼミのみんなへの感謝です。先週から展示の設営が始まって、それぞれの制作もまだ途中の状態で、協力してここまで設営できたのは本当にゼミ生みんなのおかげだなとひしひしと感じます。一人一人ができることをやって、しかもみんなめっちゃ作

          終わりを見届けられる、または自分で決められる幸せだとか