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2024年2月 読書

6,ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~/三上延

珍しい古書に関する特別な相談──謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。
稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいという。
金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが──。

江戸川乱歩一本の巻でした。小学生の頃は怪人二十面相シリーズを読んでいたので、思い出深いですね。他に児童小説は都会のトム&ソーヤとか、ぼくらの町ミステリーロードとか読んでましたね。後者はあんまり有名じゃないかも。都会のトム&ソーヤに関しては、ヒロインが眼鏡っ娘で、これが僕の原初の眼鏡っ娘になります。児童小説でヒロイン眼鏡っ娘って尖ってないか?

ビブリア古書堂の事件手帖も児童小説のレーベルから出ているので、栞子さんが最初の性の目覚めという男の子がいるかもしれませんね。えっちだねぇ…。



7.るん(笑)/酉島伝法

すごくありえる、ありえなさ。
科学と迷信が逆転する不条理世界!!
日本SF大賞を二度受賞した奇才が放つ、あなたの常識が崩壊する連作小説。

舞台は、占いやまじないなどのスピリチュアルが科学と逆転した日本。「免疫力の気持ちを、なぜ考えてあげない」解熱剤を飲もうとして妻に叱責された夫は、高熱にうなされながら結婚式場で働き続けるが……(「三十八度通り」)。重篤な病で末期状態の真弓の母は病院を出て、自宅で千羽鶴を開くなど様々な治療を受けることに(「千羽びらき」)。日本SF大賞を二度受賞した奇才が放つ衝撃の連作小説。

終始何を書いてんだか…。読書が全く進まず7日くらいかかった。面白い…のか?何もわからなかった。Twitterの反ワクの人なら抵抗なくスルスル入っていくのかな。「思考盗聴」のワードが出てきたときはやっと知ってるやつが来たよと思いましたね。とにかく目が滑りまくりでした。


8~10.ビブリア古書堂の事件手帖5〜7/三上延

もうめんどくさいのでひとまとめに。面白かった。影響受けまくりなので、文豪の作品を漁っています。今は江戸川乱歩の「芋虫」を読んでいます。ビブリア古書堂シリーズを読み終わってからというもの、篠川栞子みたいな黒髪長髪眼鏡のキャラクターを求め続けています。なんでもいいので私に教えてください。

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