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【社内報 番外編】電車って、CASE。

おつかれさまです。
MaaS MeeT 事務局です。

番外編の数が本編より多くなりそうで、どっちが番外編か分からなくなりそうです(笑)

今日はCASEのお話。
CASE? ケース? スマホのケース?
違います。
わたしたちの会社は三文字の略語(MJS、LMS、DMS、BPO…)が大好きですが、自動車業界で使う四文字の略語 "CASE" とは何でしょう?

スマホの"ケース"じゃありません。

CASEってなんだっけ?

"CASE"は以下の頭文字を並べたものです。
Connected(コネクティッド)※1
Autonomous(自動運転)
Shared(シェアリング)※2
Electric(電動化/電気自動車)
2016年のパリモーターショーで当時のダイムラーAGのCEO ディーター・ツェッチェさんが自動車産業のこれからの動向を象徴するキーワードとして使ったのが最初です。

※1 コネクティッド:クルマに通信機器を載せて、走行状態や位置情報を共有することで得られる新しいサービスの総称です
※2 シェアリング:クルマを複数の人で利用するカーシェアサービスや、1台のクルマを乗り合いで使用するライドシェアサービス(ざっくり言うとバスです)があります

電車はCASE

自動車業界にとっては新しい技術が並んでいるように見えますが、よーく考えてみると…

全部、電車が実現してるやん…ってなります。

江ノ電。サザン。夏。…いまは冬。

都合上、CASEを後ろ側からお話しますが、
E: 電動化 → 電車はみんな電気で走っています。
S: シェアリング → ひとり乗りの電車って、あまり聞いたことがないです。みんなで乗り合いで使っています。これって、シェアリング!
A: 自動運転 → クルマの自動運転技術とは異なりますが、無人運転を実施している路線は以前からあります。愛知県ですと「リニモ」。ディズニーランドの「ディズニーリゾートライン」や東京の「ゆりかもめ」も無人運転ですね。
C: コネクティッド → 無人運転ができるということは、遠隔で監視・操作できているので、通信(ネット)で電車と監視する人(場所・機器)がつながっています。

電車と違って、クルマでCASEを実現することが難しいのは、線路の上(=決まった道順だけ)を走らないことでしょう。
線路の上しか走らないので、道を間違えることはありません。
それに無人運転の電車をみると、すべて高架の上を走っています。
高架の上だと、人が突然飛び出してきたり、自転車、バイク、クルマ、バス、トラック…などの乗り物が入り乱れて走ることもありません。
これが、無人運転を実現できる大きな理由だと考えられます。

CASEが私たちの仕事に与える影響って…

でも、いつか電車のように"CASE"がクルマで実現できる世の中になったとき、私たちの仕事はどのように変化していくのでしょう?

・・・

私も分かりません!(笑)

たしかに、コネクティッドサービスはすでにありますし、自動運転っぽいクルマも販売され始めています。
電気自動車も、この先必ず普及していくでしょう。
シェアリングサービスもすでにあります。
でも、明日からクルマが全部CASEになるわけではありません。
普及はジワジワです。
機能やサービスが改善されて、少しずつ受け入れられるようになって、ある時を境に世の中が変わっていくんだと思います。

だから、考えなくていいと言っているのではないですよ(笑)
これから一人ひとりが、私たちに何ができるかを想像して、来るべき将来に備えていかなければなりません。
まずは ユーザーとして、どんなサービスが受けられると嬉しいか?
次にそのためには リース会社さんや整備工場さんが何をする必要があるか?
そしてそのとき、私たちは何を提供しなければならないか?
こんなことを想像していく必要があります。

毎日毎日、仕事も忙しいし、帰ったら家のことで忙しいし、目の前で精いっぱい!将来とか未来とか、考えている暇ないわ~って思った方。
まぁまぁ、そんなことは言わずに、「この先どうなるのかなー」って時々、一緒に考えてもらえると嬉しいです♪
MaaS MeeT は、少し先の未来のことを考えて動いています。
自分たちの未来を想像するって、ちょっとワクワクしません?
しない?(笑)
未来にワクワクできる会社にしたいなー、と思っています。

今回も最後まで読んでいただいて、ありがとうございます。
ではではー。

たなか

CASEについて詳しく知りたい方は、コチラを参考にどうぞ。

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