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祠?だったの?

今住んでいるこの土地は
巾1mほどの水路に挟まれた三角形の土地
2辺が水路で残りの1辺が路線バスの通る道路
主人のご先祖さまが持っていた土地は四角形
ほぼ真ん中を水路が通っていて
主人対母妹の争いで二分されました

〝嫁〟ではあるけれど他人である私からみれば
元々の原因は先代嫁…主人の母親
めちゃくちゃにしたのは3人いる妹の1番上の長妹
でも一番大きい顔をしているのは長妹
どうぞ勝手にして下さいという感じです
主人の父親の姉妹(主人の伯母たち)にも
見放されているけれど
この家を救ったのは私…!と思っている事でしょう
私は〝ろくでもない嫁〟という称号を戴きました
詳しい話は生臭いしまだ子どもたちが若いので
目にする機会があってはいけないので
もうしばらくは書かないつもりです

さてこの土地の話です

まだ主人の母親と会話があった頃
この土地の水路の分岐点にあたる場所に
何かがあったらしいのです
身ぶりからすると20cm角以内のモノ
それが「無くなってるのよね〜」との事
本当に軽く〝知らんけど〜〟みたいな感じで

私は1つの宗教を信心している訳ではないし
神様の存在を肯定も否定もしていないけれど
〝なんか気になる〟とか〝なんか…〟という事には
凄く心を奪われるタイプではあります
少し霊的なものに勘のさえていた実祖母や実母に
似ているのかも知れません

その分岐点にあった〝モノ〟の事は
ずっと気になっていました
嫁ならそういう事はちゃんと聞いて
伝えていかなきゃいけないんじゃないの?と
腹が立っていました
〝ここでの常識は世間では非常識〟だったので
しょうがない事だったのかも知れないけれど
あまりにも一般的ではない事が重ねて起こると
何かのせいと考えてしまうのは当然の気持ちでした

以前に実母から
「突き当たりにある部屋はダメ」と聞かされた事を
何気なく思い出して少しだけ調べてみました
(ネットサーフィン程度の事です)
そこで出てきたのが『石敢當』というモノ
魔物は直進しかできないので
道が分岐されているとそのまま直進して
そこにあるものに災いをもたらすという話があり
その分岐点に石敢當を置いて
魔物を砕いて入って来ないようにするという事です
沖縄では土産物になるほどで
住宅地などで実際に見る事ができるそうです
沖縄ほどではないにしても全国のあちこちで
伝えられている話のようです

魔物たちが水に乗ってやって来て
やりたい放題をしていた…と考えると
この一家の常軌を逸した数々の事は納得できます

きっと石敢當ではないにしても
何かそういったものを避けるための何かが
置かれていたのだと思いました
真実はわかりませんが
そう解釈した事で気持ちがすっきりしました
安価な土産物にされている石敢當を購入して
水路の分岐点の石積みの所へ置きました
気休めですが真実がわからない以上
私たちにとりあえずできる事です
もしそこに何かの神様が祀られていたとして
その神様がわかってくれればそれで良いです

信ずる者はたぶん救われるはず







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