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フルーツで幸せいっぱい マカピーな日々#0814

マカピーです。
KKには豊富なフルーツがあり楽しんでます!

世界各地で暮らした際に、自宅での朝食準備はマカピーの役目でした。
テーブルをきれいにしてランチョンマットにフォークやナイフを置いて
コーヒーを淹れ・・・最後にフルーツの皮むきをし盛り付けます。

三人の息子がいたカンボジアでは5つのセットだったのが、長男が抜けて4つに、ウズベキスタンで次男が抜けてザンビアからは3人分、そして三男も大学に行ってしまうとマカピー妻との二人だけのランチョンマットとなって、毎日のルーチンもだんだん変化して現在に至るわけです。




で、今回はKKのハジさん宅に転がり込むと、食事は朝食からプライさんが全部準備してくれるのでマカピーは殆ど手伝う事がありません。

それは食前、食中、食後ともハジさんと話し続けているからです(苦笑)

ある日マカピーが散歩で見つけた近所の地元のパサール(市場)をハジさんたちに紹介したのです。

マカピー:「すぐそこ(500m)のパサールは毎日6時から開いてるって看板にあったから、行って見たら結構いろいろありますよ!」
ユスフ(運転手):「え、あそこは土日だけやっているパサールだったはずだよ」
マカピー:「だから、看板だして毎日やってるって知らせているんだね」
ハジさん:「じゃあ、行って見よう」

とプライさんと4人で行って見てびっくりしたのは、食事を担当していたプライさんでした。
プライ:「えー、こんな近くに新鮮な野菜や果物を売っている場所があったんだ!」
ハジさん:「おお、これならスーパーマーケットのしなびた野菜を買わなくて済むじゃないか!」
プライ:「ユスフの車に乗せてもらわなくっても、いつだって自分で来て買い物できる距離だわ!」
ハジさん:「ボクらより、新しく来たマカピーさんにこんな便利なところを教わるとは、まったく笑えるね!」

それで、食事で果物がでるようになり、更に最近マカピーがフルーツを買ってくるとハジさんがすごく喜ぶのでした。

ドラゴンフルーツとアボカドの事は先日の記事で書いたようにパサールではなく個人の持ち込んだ果物を運動場の入り口で売っていたものをマカピーが買い求めてきたものです。

ところがハジさんもプライさんも「これ、何ですか?どう食べたらいいのか知りません」と尋ねるではないですか!

「そもそもドラゴンフルーツってサボテンの実のようなものなんです。イメージとしては月下美人の花に実が付いたって感じ。ものすごく栄養価があるし美容に良いんですよ。皮は赤くて大きなウロコのように見えるけど、とっても柔らかいのでスルッと剥けちゃいます。それを適当に切って食べるだけです。実が白いものが多いのですが、中身がビーツの様に真っ赤な奴がさらに栄養価が高いと言われて、マカピーも分かる限り赤色しか買いません」と説明しました。

プライさんが切り、盛りつけたものを恐る恐る二人が食べるのを見ていたマカピーも不安になり口にすると「ああ、いつもの味だ」と安心して

マカピー:「どうです?」
プライ:「あら、美味しい」
ハジさん:「うん、旨いよ。ボクは一度白いのを食べたことがあると思う。でも美味しくなかったんでそれ以来食べたことがなかったんだ。赤いのはとってもいいね!」

あの時の値段を考えるとソフトボール大のドラゴンフルーツ二つで1.2㎏値段は400円ほど。日本の価格の半分くらいだけど、ほぼマンゴと同じくらいの値段でした。

改良品種や新しいフルーツが導入されてきていて、ベトナムやカンボジアで食べていたフルーツが豊富に食べられるようになったのは本当にうれしいです。

昨夜のことです。
ハジさんがプライさんに「食後のフルーツが食べたいなあ」というのでマカピーは買ってきたバナナを指して「じゃあ、ピサン(Pisang)にしましょう」というとプライさんはフルーツバスケットではなく冷蔵庫の方に行ってやがて持ってきたのが「パイナップル」でした。

マカピーは「あ、ヌナス(Nunas)ね。冷えていておいしそう」というとハジさんとプライさんが顔を見合わせて、真顔で「これ、ピサンですよ」というのです。

マカピーは「これはヌナスで、あっちのバスケットに見えるバナナがピサンですよ!」というと、気付いた二人が大笑いを始めたのです。

マカピー:「え、どうしたんですか?」
ハジさん:「(笑)そうだった、タウソグ語でピサンというのはパイナップルのことを言うんだ!」
マカピー:「本当ですか?フィリピンのタガログ語だとピーニャとか言ってましたよね」
ハジさん:「タウソグは元スルー王国と言われたスルー海地域の言葉だからマレー語に似ているけど、ときどきこんな事があるんだね!」

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。言葉って面白いなあ!



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