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体にいい事してる?マカピーな日々#0909

マカピーです。
日本でも海外でも天候が許せば、毎日のように散歩をしているマカピーです。

ところで本当に「健康にいい事」って何なのでしょうか?

「生涯100年」がだんだん現実味を持ってきている少子高齢化時代ですが、今や100歳超の方もあちこちにいるので珍しくなりました。


コタキナバルの茂みにはクイナが沢山います

そこで、高齢になっても普段と変わらないQOL(Quality of Life質の高い生活)を送るにはどうしたらいいのか?というのが真剣に研究されるようになったのは高齢化社会の実態を反省したからです。

「意識がないまま病院のベッドでチューブに繋がれ、胃ろうによる栄養剤が送り込まれるような状態」での延命措置でも統計的には高齢を更新します。

ただし、意識のないまま生かされている状況を「QOL」と言えるかと言えば、残念ながら違うからどうしたらよいかと考えたわけでしょう。

ちなみに、マカピーは事故などで意識が戻らなくなり、自律的な呼吸が出来なくなり栄養も取れなくなったら、延命措置はしないようにマカピー妻に伝えてあります。

(ただ、その事を遺言状にはその事を書いているのですが、作成してもパソコン内にあるだけで誰にも渡していないので誰かに渡しておかねばなりませんね!)


モダンなベトナム料理、好物のブンチャがあるかな?

その一方で、長寿の秘訣についてはいろいろと世間に流布されています。

毎月発行される健康雑誌には情報てんこ盛りでこれをすべて実践したらスーパーマンが生まれるのではないかと疑ってしまいます。

例えば「長寿は日本型食生活にあった」、「毎日の運動が老化を防ぐ」、「高齢者ほど良質なたんぱく質をとれ」等々 いろいろ言われるのですが一つだけ確実な事があります。

それは、アンチエイジング効果のあるどんな対策を取っても、われわれ人間は必ず「死ぬ」という事です。

どうしても「死から逃れられない」現実を突きつけられると絶望を感じるのも確かです。

マカピーも若い頃はそれを聞いただけで「どうしようもない不安」にとりつかれました。

ボクは死ぬんだ!

次に、じゃあ死ぬまでに有意義な人生を送るためにはどうしたらいいんだろう?って考えました。

ただ凡庸と生きていても意味はないのではないか?

そう「有意義な生き方を模索」しながら生きてきてくると、次第に分かって来たことがありました。


右側は地元のドリアン、何と中身が赤いっす!左はタラップという果物

それは沢山の巨大事故や天災や紛争があり、その都度に沢山の方が亡くなっている事実です。

そうした中で亡くなっている人を見ればわかるのですが、この世の中は「いい人」だから長生き出来るわけでもないし、「悪い人」だから短命という事にもなっていません。

つまり、墜落する飛行機事故で「良い人」だけが助かるわけではないのです。

やっぱり死ぬときは死ぬんだなあ。

でも、それだからと言って「人生とは無意味なり」という事にはならない事に気付きました。

それは、先人たちの生きざまをその伝記や小説で知る事で「あんな風に生きたい!」って思う事が出来たからです。

例えば最近亡くなった日本の経済界をリードした稲盛和夫さんの人生を知れば、その素晴らしい業績だけでなく経営哲学や文化に対する貢献にも賞賛できます。

ここで、個人的な意見ながらマカピーが好きな歴史上の人物は「後藤新平」さんです。(笑)

そのスケールの大きさと公平な先見の明はかつて総督を務めた台湾に足跡が残っています。

といっても、マカピーはまだ台湾を訪れたことは無いのですが、医師でもあった後藤さんは、当時台湾に蔓延していたアヘン中毒患者に対する対策も見事にやってのけ、新しいアイデアや新人技術者を登用して農業開発でのダム建設など巨大プロジェクトを次々に手掛けた手腕は素晴らしいです。

マカピーはその足跡を訪ねる旅をしてみたいのです。


オシャレな喫茶店もありますね

さて、話を戻します。

体にいい事と言われたジョギングやランニング推奨者が皮肉にも自分が走っている間に突然に亡くなったりする理由が次第に科学的に証明されるようになりました。

Well Being とか本当に健康で長生きするってどういうことなのだろうか?

これからも人は生まれて、病気や事故が無くても、やがて年老いて死んでゆきます。

そもそも、両親やそのまた祖父母・・・の奇跡的な出会いによって、この世に自分が生まれてきただけでラッキーだと思えれば「それだけでも丸儲けじゃ」って言えませんか?

一瞬だけでもいいから「ラッキー」って思うだけでちょっぴり気分も変わります!

だからこそ、そのラッキーのついでに事業を興したり「自分の夢を追うチャンス」活かそうって思う人がいるのでしょう。

もちろん、立志伝てきに著名になったり経済活動するばかりが「人生」ではありません。

時には誰かの裏方の支援者になる事もあるでしょう、誰かに夢を託すこともあるかも知れません。

「いいね」が無いとか、目立たないから、生きている甲斐がないとはなりません。

例えば、これまでの結婚生活でマカピーよりもよっぽど仕事ができるはずと確信するマカピー妻を見ていて確信します。

母親となり子育てして、美味しいご飯を作ってくれて家事を切り盛りする様子を見て、それはまるで千手観音なのか阿修羅なのかと思えるマルチタスクの活躍をみていると、「女性であるという事だけでもすごい事だなあー」って感心してしまいます。

「くやしかったら子供を産んでみなさい!」とマカピー妻によく言われました。

そして、彼女は仕事でバリバリやるのよりも、「家庭」を作る事を選択したんだなあって。


こちらのスーパーに大量の京都産の日本酒を発見! どうして?

さて、それでも日々のボクたちの日々の活動を支えるのは精神であり肉体です。

精神がしっかりしていれば・・・と言いますが体のコンディションが落ちてくるとやはりその気持ちもなえてしまうものです。

だから、適度な運動と十分な睡眠と栄養を取りそして沢山仲間と一緒に笑って生きられるようにしましょう。

そう、ただ生きているだけで、すごい事なんです!

結論としては、長生きしたければ極めて「普通の事」を実践するに越したことがないという事になってしまいましたかね?


スーパーには日本のうどんに似せた商品も沢山あります。食べたことないけど(笑)

マカピーでした。
最後までお読みいただき感謝します。マカピー妻に会いたい!



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